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2024/11/23 10:06 |
技術者の早口
技術者は、早口になる傾向がある。
根本原因としては、
「短い時間で、いかに多くの情報を相手に伝えるか」
という効率性を突き詰めた結果、早口になってしまうのではないかと我々はにらんでいる。

更に、みんな基本的に頭の回転が早いので、1を聞いて10を知ることに長けている人が多い。
自分が喋りながら、次に来るであろう質問を予想し、更にその質問に対する回答も用意する。
聞いているほうも、話の冒頭で相手の言いたいことをある程度予想し、終わった瞬間に質問をするべく準備してる。
だから、大体こんな会話になりがち
「この件は、○○によって修正済みです」
「似たような問題はありませんか?」
「△△によって調査済みですので、類似の問題はありません」
「△△は過去に問題があったはずですが」
「バージョン□で解決しています」
これらがすっげぇ早口で、しかも前の会話をちょっと食い気味で次々放たれる。
ちなみに記号部分は、専門用語の略語。

だからたまに、技術者でない営業の方と、上記のような会話になると、
同じ事を何度も、手を変え品を変え説明する羽目になるし、予想する質問も来なくて肩透かしを食らう。
そういう人と会話すると、こいつ頭の回転おせーなーってイライラしかけるけど、実際は技術者の会話が異常。
本来会話というのは、
・順序だてて
・ゆっくりと
・相手に分かりやすく
するべきであり、効率だけを追求した結果の技術屋の会話は、一般的には相当おかしい。

特に何度も繰り返してきている、電話の冒頭なんかもおかしい。
普通は
「いつもお世話になっております。○○の××です」
とかだと思うけど、これもまた異常なくらい早口なので、トータル1秒かけず話しきる。
文節の頭しか聞き取れず
「いつぉーす、おせぁーす、○○××っす先ほどの件なんですが」
とかなる。おまけにもう話し始めてる。

ごくごくたまーに、技術者でもちゃんと話す人もいる。
でもそれはそれで、そんな無駄な箇所省いてしまえよ!と思ってしまったりする。

それとは別に、あの人(仮:沢渡さん)から電話が来ると、いつも期待してしまう。

「お世話になります。  (たっぷり2秒)   えーっと、あのーーー  (たっぷり2秒)  さ、ささ沢渡ですけど」
彼はいつも、自分の名前がなかなか出てこない。
忘れてたのかよ!と突っ込んだら負けと、毎回プルプルしながら耐えてる。

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2012/08/06 18:40 | Comments(0) | 仕事

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