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2024/11/23 10:17 |
俺山フェス 涸沢 その1
どこで聞いたのか忘れたけど、涸沢(からさわ)について、忘れられないキャッチがあった。
「山ガールの聖地」
山に一緒に登ってくれる女性の数は上昇傾向に有る中、何故か彼女らには山ガール成分が皆無なので、ここはひとつ、目の保養のためにも聖地とやらも拝んでみたい。

そうでなくとも、涸沢は北アルプスの中心街みたいなところで、とっても魅力的な場所。ここから様々な山へ行くことが出来るジャンクション。
様々な人が様々な目的を持って移動する中で、一期一会な出会いがある中間点。そんなジャンクションという場所が好きだ。
そして涸沢の紅葉はハンパなく見事らしいし、是非とも行ってみたいところであった。
そんな時、友人が涸沢へ誘ってくれたので、嬉々として同行することにした。
今回は女性3人とで、合計3人での山行。
ひとりは、遅れてきた山ガール、通称N子。
ひとりは沢も山もこなす、沢女。
既に何度か一緒に登ってる、わりと知った仲での山行。

しかし、紅葉シーズン、晴天、3連休と3拍子揃った涸沢は、生半可なものではなかったと後の被害者俺は語る。

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涸沢には、まずアカンダナ駐車場に車を止めるのがセオリー。
しかし、このアカンダナ、名前の通りダメな駐車場で、早朝にならないと駐車場が開かない、車中泊禁止など、登山者には厳しい駐車場となっている。
東京側から来る場合の駐車場は、もっとずっと待遇が良いらしい。
もう何年も前から、この悪しき風習は続いているそうな。

それを事前に鋭くキャッチした沢女は、あらかじめタクシーを予約し、そこに車を止められるよう交渉するなど、素晴らしい事前準備を施してくれた。
その間、俺は口半開きで鼻をほじっていた。

そして朝になり、出発。昨夜、というか今朝の睡眠時間は1時間。
地味に眠いわ。

上高地から横尾へ。
ここは梓川に沿った平坦な道で、観光客もいっぱいいる普通の道。
平坦な道は辛い。眠いし。
にもかかわらず、同行2名は競歩みたいなペースでガンガン歩く。
のんびり歩いている人たちをガンガン抜いていく。俺は泣きながらそれに着いて行くという、ヘンな景色。なんでそんなに急ぐのさ。

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途中の山荘、徳沢に着く。ここにもテン場があり、いくつかテントが張られていた。こんな観光地的なところにテント張るってのも、楽しそうな出良いなー。
そんな中、コースタイム1時間のところを、40分で着けたと喜ぶ女性2名。疲労困憊のオス一匹。
こんなペースで重い荷物持って歩き続けるなんて、2000メートル登るよりキツいわ。
ってか道が退屈すぎて、歩きながら寝そうだ。

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梓川。
綺麗す。なんかNHKの朝ドラで涸沢が使われたらしい。人手が多いのはそのせいか。

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ここから登山道。
この、登山道と一般道との境目が好き。
「装備が無いものは立ち去れ」的な看板が有る中、フフフ俺は登山装備が有るんだぜーだからここから先も行けるんだぜーという、ちょっとした優越感。
こんなことに優越感を抱けるなんて、どんなけ小者なんだって話なんですが。

つづき

2011/10/16 23:07 | Comments(0) | TrackBack() | 登山

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