俺にとって、今年はアルプス元年。
今年はいっぱい行けたらいいなーとは思っていたけど、誰も誘ってくれんし付き合ってくれんしで、泣きながら剱岳にソロで行きました。
それを見かねた友人たちが、ポツリポツリと誘ってくれたりしたので、片っ端から骨髄反射で誘いに乗りまくったら、週末が山ばかりになってしまった。
特に9月後半から10月にかけては、3日間の登山が3連続という、ザックの休まる暇もない状態になり、嬉しい悲鳴。
なんか、友達増えた。山やっててよかった。
そして行ってきました、白峰三山。
日本で2番目に高い北岳を含む、3000メートルの峰をいくつも踏んでいく縦走登山。
一度は雨で蓼科山に変更になった企画を、二泊三日にグレードアップして復活させました。
相棒はおなじみ、グラム女。カツーンの亀梨君に激似。
今年はいっぱい行けたらいいなーとは思っていたけど、誰も誘ってくれんし付き合ってくれんしで、泣きながら剱岳にソロで行きました。
それを見かねた友人たちが、ポツリポツリと誘ってくれたりしたので、片っ端から骨髄反射で誘いに乗りまくったら、週末が山ばかりになってしまった。
特に9月後半から10月にかけては、3日間の登山が3連続という、ザックの休まる暇もない状態になり、嬉しい悲鳴。
なんか、友達増えた。山やっててよかった。
そして行ってきました、白峰三山。
日本で2番目に高い北岳を含む、3000メートルの峰をいくつも踏んでいく縦走登山。
一度は雨で蓼科山に変更になった企画を、二泊三日にグレードアップして復活させました。
相棒はおなじみ、グラム女。カツーンの亀梨君に激似。
まずは前日夜、車で芦安に行き、駐車場に入る。
無料でトイレもあって、結構広い。
が、終わってから分かったんだけど、ここよりも奈良田に止めたほうが賢かった。
事前に調べた限りでは、いまいちどこに止めてどう行くのがベストなのかが分かりづらかったけど、芦安に止めると降りてきてから芦安に戻ってくるのに、バスなどを2つ経由しないといけないので、結構時間がかかる。
降り口である奈良田に車を止めておくのが、一番スムーズに帰れると思われる。
4時過ぎぐらいから、みんな動き出す。
乗り合いタクシーとバスも動き出す。
乗り合いタクシーは、人が集まったら出発するので、こちらの方が行動は早い。値段も100円しか変わらない。
これに乗り、登山口の広河原に向けて出発。
俺は、出発してすぐに寝てしまったんだけど、グラム女は車酔いで死に掛けていたらしい。
着いてすぐにトイレに駆け込み、マーライオンと化す彼女のことを1ミリも気に掛けず、わー着いた着いたおおー北岳が見えるーと、はしゃぐ俺。
トイレから出てきた彼女は顔面蒼白でした。おお、美人の青白い顔ってこぇぇなー。呪怨みてーだ。
さすがにちょっと心配したけど、時間とともに回復したようで、よかった。
タクシーの運転は相当荒かったらしい。車酔いしやすい人は、バスのがオススメ。
あの頂が北岳!高ぇ!
つり橋で川を渡って、すぐに登山開始。
これがまた、かなりの急登で、睡眠不足の体にはキツい。
白根御池小屋を経て、草すべりという名の急登をひたすら行く。
もう本当に手加減なしの急登。
北岳まで5キロほどの道のりで、1600mも上がらなきゃならんのだから、急登になるのは当然なんだけど、景色も冴えんしガレてるしで、楽しいところがあんまり無くて、かなり辛かった。
一般的な登山本には、ここの小屋で1泊して、次の日に北岳山頂になってるのも納得なぐらい、ここまでの道も、ここからの道も厳しい。
天気はええがー、山頂は遠いー。
稜線の向こうに見えるのは、小次郎岳。なんだかかっこいい。
あれにも登ってみたい。
3000mを越えると、風がものすごく強くなってきた。
30kgを越えるザックを抱えているのに、70kgの俺が飛びそうなぐらい強い風。台風並。
「これは僕が飛ぶぐらいの強さ」の画像を思い出す。
風が弱くなるのを待っていても、いつまでたっても弱くならず、それどころか強くなったりする。立ち止まっているよりも動いている方が、安定して歩ける気がする。
そうか、ザックによって受ける風の面積が増えた分、俺に対する風の影響度は増すわけか。さらにザックの重さで重心が不安定な事により、バランスを崩しやすくなり、余計に風の影響を強く感じてしまうわけか。歩くと安定するのも、歩くこと=バランスを崩しながら移動することだから、風による安定したバランスへの影響を、少なくしてくれるんだな。なるほど。
と、頭悪い考察をしながら、一歩一歩足を進める。
もはやグラム女を待って歩く余裕はないので、辛うじて振り返って見える範囲にだけいてもらって、ほぼほったらかして歩く。
今まで、横風でバランスを崩して滑落とかいう事故のニュースを聞いたとき、なんてバランス感覚無い奴なんだろうと思ったけど、訂正する。余裕で落ちれるわコレ。
つづき
無料でトイレもあって、結構広い。
が、終わってから分かったんだけど、ここよりも奈良田に止めたほうが賢かった。
事前に調べた限りでは、いまいちどこに止めてどう行くのがベストなのかが分かりづらかったけど、芦安に止めると降りてきてから芦安に戻ってくるのに、バスなどを2つ経由しないといけないので、結構時間がかかる。
降り口である奈良田に車を止めておくのが、一番スムーズに帰れると思われる。
4時過ぎぐらいから、みんな動き出す。
乗り合いタクシーとバスも動き出す。
乗り合いタクシーは、人が集まったら出発するので、こちらの方が行動は早い。値段も100円しか変わらない。
これに乗り、登山口の広河原に向けて出発。
俺は、出発してすぐに寝てしまったんだけど、グラム女は車酔いで死に掛けていたらしい。
着いてすぐにトイレに駆け込み、マーライオンと化す彼女のことを1ミリも気に掛けず、わー着いた着いたおおー北岳が見えるーと、はしゃぐ俺。
トイレから出てきた彼女は顔面蒼白でした。おお、美人の青白い顔ってこぇぇなー。呪怨みてーだ。
さすがにちょっと心配したけど、時間とともに回復したようで、よかった。
タクシーの運転は相当荒かったらしい。車酔いしやすい人は、バスのがオススメ。
あの頂が北岳!高ぇ!
つり橋で川を渡って、すぐに登山開始。
これがまた、かなりの急登で、睡眠不足の体にはキツい。
白根御池小屋を経て、草すべりという名の急登をひたすら行く。
もう本当に手加減なしの急登。
北岳まで5キロほどの道のりで、1600mも上がらなきゃならんのだから、急登になるのは当然なんだけど、景色も冴えんしガレてるしで、楽しいところがあんまり無くて、かなり辛かった。
一般的な登山本には、ここの小屋で1泊して、次の日に北岳山頂になってるのも納得なぐらい、ここまでの道も、ここからの道も厳しい。
天気はええがー、山頂は遠いー。
稜線の向こうに見えるのは、小次郎岳。なんだかかっこいい。
あれにも登ってみたい。
3000mを越えると、風がものすごく強くなってきた。
30kgを越えるザックを抱えているのに、70kgの俺が飛びそうなぐらい強い風。台風並。
「これは僕が飛ぶぐらいの強さ」の画像を思い出す。
風が弱くなるのを待っていても、いつまでたっても弱くならず、それどころか強くなったりする。立ち止まっているよりも動いている方が、安定して歩ける気がする。
そうか、ザックによって受ける風の面積が増えた分、俺に対する風の影響度は増すわけか。さらにザックの重さで重心が不安定な事により、バランスを崩しやすくなり、余計に風の影響を強く感じてしまうわけか。歩くと安定するのも、歩くこと=バランスを崩しながら移動することだから、風による安定したバランスへの影響を、少なくしてくれるんだな。なるほど。
と、頭悪い考察をしながら、一歩一歩足を進める。
もはやグラム女を待って歩く余裕はないので、辛うじて振り返って見える範囲にだけいてもらって、ほぼほったらかして歩く。
今まで、横風でバランスを崩して滑落とかいう事故のニュースを聞いたとき、なんてバランス感覚無い奴なんだろうと思ったけど、訂正する。余裕で落ちれるわコレ。
つづき
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