俺のおみや

今年はうさぎ年。
１０年前に生まれた黒ウサギがウチに来てから、この年を迎えられるかどーかは、ウサギの１０年という平均寿命からして微妙だった。
それが元気にこの年を迎えてくれたので、家族まるごとたいそう喜んだ。
そのせいで、年賀状は物凄く苦労させられたけど。
２０００枚ちかくあるウサギ写真からの選定作業、および背景加工までさせられた。仕事帰りの深夜に。
やれ背景をクローバー畑にしろだの、お花畑にしろだのという注文が相次ぎ、ちょっとでも加工を適当にすると
「耳の横に数ミリ、前の背景が残ってる！」とか、おまえは口うるさいクライアントか、という勢いで攻め立てられ、大いにキレながら作業をさせていただいた。
まぁ当然、その親ばか年賀状に対する好意的なレスポンスは、ほぼ皆無だったわけですが。

そいで、前々からうるさく言われていたので、うさぎに纏わる寺とかいう、滋賀県大津市の三井寺（に隣接している三尾神社）に行ってきた。

車で行った為、一方通行地獄にハマって、そこにあるのにたどり着けない！という状態になんどもなりました。あそこは車で行ったらあかん。もしくはナビ付きセレブ車のみが行くべき。

早速ウサギがお出迎え。






うん、キモい。
そもそも、なんで口から水を吐かせるのか。マーライオンか。
うさぎに全力で寛大な俺でも、これはキモいと言わざるを得ない。

前から見るとさらにキモい。






残念なオブジェ。

もうね、どいつもこいつもびっくりするぐらいかわいくない。






まぁそりゃあ神社ですから、可愛いが基準にならないことぐらい分かってますが。
それでもモエ寺とかで村おこしみたいなの、最近流行ってるらしいじゃないですか。
せっかくウサギ年なんだから、もうちょっと可愛いウサギにしてやれば、全国のウサギ好きたちがこぞって集まったりする可能性も低くは無いと思うんですよ。可愛いは正義。
この寺、ものすご閑散としてたしね。

唯一可愛かったのはこれぐらい。






あと、売店でハーゲンダッツ売ってた。
それぐらいしか記憶が無い。
まぁ寺なんて基本、死ぬまで用事ないですからね。

家族そろって、あんまり可愛くない、という結論で締めくくられていました。
俺が言うのもアレですが、お寺に一体何を求めているのか。