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2024/11/27 08:23 |
また富士山行ってきました その1
夏の恒例、独り富士山登山大会が、俺限定で今回も開かれたよ!
富士登山は、5合目までは車なり交通機関なりで移動して、そこから登山開始というのが一般的。
富士山の5合目から山頂に登るルートは富士宮ルート、須走ルート、御殿場ルート、吉田ルートの4つ。それぞれ場所も違うし、全部5合目だけど高度も違う(1000メートル違うルートもある)し、見られる景色も違う。
そのへんの説明はまぁ、グーグル先生にお任せするとして。
俺はこの4つのうち、2つは既に経験済み
・須走ルート
→登頂。
・吉田ルート
→ツアーで参加。8合目あたりで連れの高山病により、安堵の敗退。
登頂できているのは須走ルートだけなんだけど、吉田ルートの後半は須走ルートとかぶってるから、まぁほとんどコースは踏んでるんだよね。せっかくなら踏んだ事の無いルートに行きたい。
残りは2つ。
・富士宮ルート
・御殿場ルート
のいずれで登るか。
次は、最強と名高い御殿場ルートにしようと決めました。
ここの5合目は他よりも1000メートルも低く、実質2合目なのだとか。
これが登れたら、残るルートも楽勝だろうと企んでおりました。

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それで、前日仕事もそっちのけで富士山関係のニュースを拾ってたんですが、なんか雲行きが怪しい。
7/1に山開きは出来たらしいし、ご来光も見た人のニュースも出てるんだけど、すべてのルートが8合目より上を通行禁止にしているという記事があり。まじでー?じゃあご来光見た人は、どうやって登ったんだ?
さらに調べると、登山道はOKで下山道はまだとかいう記事があり。
なんだかどのニュースも言葉足らずで、一体どのルートが開通しているのかサッパリ分からない。
富士山のサイトにまず載せるべき情報だと思うのに、肝心なことは書かれてないし。お役所仕事ですなぁ。
しかし、情報をつなぎ合わせてみると、どうも御殿場口の下山道は、雪まみれでまだ開通してないくさい。
そこで急遽、富士宮ルートに変更しました。

前日の19時に出発。
山で食うためのおにぎりも、しっかり2合米炊いて作った!
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のりたま、ゆかりは手軽に手に入るふりかけとしては最強だと思う。

高速を乗り継いで、富士を目指す。
深夜のSAは、時間待ちのトラックだらけ。
たまに休憩しながら、一心不乱に富士を目指す。ってか運転退屈。

高速を降りて登山口を目指す。
最後に、富士山スカイラインという森の中の道を登っていくんですが、深夜なので鹿とかオコジョ?みたいなんとかが普通に道路に出てきたりして、いちいちビビらされる。目も光ってるし。しかも鹿の奴、車に慣れすぎてるのか近寄っても微動だにせず仁王立ち。少しは避けてくれよ。

午前2時。
登山口の駐車場に到着。
駐車場はまばらに車が止まってる。
どこに止めようかなー、登山口近くの方がいいけど、人がいっぱい来るからうるさいかもなー、とか考えながらフラフラ運転してたら、止めた車の横でテント張ってる人が!
まさかそんなところに人がいて、なおかつテントまで張ってるとは思わなかったので、ライトに照らされたテントに驚きを隠しきれませんでした。多分車、ビクッ!ってなってたと思う。
とりあえず見なかったことにして、俺も車を止めて、寝袋に包まって就寝。
よく考えたらテントはアリかもな。
体伸ばせるし、何より外涼しいし。
さっきのテントは夫婦かカップルらしく、二人の話し声が静まり返った駐車場ではよく通り、車内の俺にまで届く。
何を喋ってるのかわからんけど、大変仲がよさそうだ。いいよね二人で登山とか。こっちは嫁はおろか友人すらおらんくていつも独り登山だよ。氏にたい。
しかしいつまで喋ってんだーうるさいなーこれじゃ繊細な俺は眠りにつけないじゃないかグー。
2分と経たずに熟睡余裕でした。

4時ごろにいったん目が覚めた。
外に何人かの人がうろうろしている。
あ、ご来光か。5合目からでも見えるもんな。
そっかー。ここの車みんなが登山客とは限らないんだなー。

どれ、俺もご来光とやらを見てみるかと体を起こして、朝日を見た。
次の瞬間、そのあまりにも雄大な景色に、鼻の奥がツーンと来て、泣いた。
ええええ?なんで?
ご来光とか、まったく興味なかった俺なのに。
そもそもなんで泣いてるのかもわからんし。あれは苦労して見るからこそ価値があるわけで、こんな車の中から寝袋に包まって、寝ぼけ眼で見ていいもんじゃないだろ。
いやしかし、何かの本に「沈む夕日はノスタルジーな気分にさせる」とか言うのを読んだことがあるぞ。きっと朝日もそれだろうグー。
ご来光を見て数秒後には、眠気に負けて寝てました。

つづく

2010/07/08 20:52 | Comments(0) | TrackBack() | 登山

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