俺のおみや

何億年か前にも言ったと思うんですけど、未だにザイツやってんですよザイツ。
辛うじて先には進んでいるような気配が無い事も無いと言っても過言ではないんですが、まだやってます。

この曲、テンポが早いんですよね。
いや、世間一般的には遅いぐらいなのかもしれないんですけど、俺サイドから見ると、ものすげー早い。京都駅で東京行きの新幹線に乗って、ちょっとウトウトして起きたら冥王星でした、ってなぐらい早い。

最初はゆっくり弾いてるんですけど、ちょっと慣れてきた部分に関しては、本来の曲のテンポに合わせるために頑張って速く弾くんです。でもそうすると、ただでさえ酷い音程が壊滅的に悪くなって、２ポジション分ぐらい平気で上下するんですよね。
でも「早く弾く」のて、決して「ゆっくり弾く」のの延長線上にはないと思うんですよ。ゆっくり弾くのが上手くなったって、それは所詮ゆっくり弾いた結果であって、速いテンポでの演奏ってのは全然別物だと思うんです。いつまでもゆっくり弾いてたって、一生インテンポで弾けないじゃないですか。
そう思って、弾いてる本人ですら憤死しそうになるのを必死にこらえつつ、壊滅的な音程でむちゃくちゃ弾いてたんです。

そしたらまた美人、じゃなくて先生に怒られましてね。
先生が言うには、ゆっくり弾くことをちゃんと出来るようになったら、速くも弾けるようになるとか、およそ非科学的な事を言うんですよ。まったく音楽家という人種は、何言ってるのかサッパリわかんないですよね。もっとこう、フレミングの法則とか中点連結定理とか点Ｐはｔ秒でＱの位置まで移動するとか、そういうわかりやすい公式を用いて話をして欲しいですよねみなさん。

なんて事はもちろんおくびにも出さず。
素直に「分かりました！」って言っておきましたよ。
まぁワシかて理系である前に男ですしね。美人に言われたら主義主張なんてゴミ箱にダンクシュートして、速攻入信しますしね。

ゆっくり弾いてみます。
でもホント、俺の目の青いうちにこの曲弾けるようになるんやろか？