俺のおみや

行ってきました。

今回のハーフマラソンは、締め切り直前まで、あまり出る気はありませんでした。
バヨ仲間のＳさんが、定期的にマラソンをしていると小耳に挟んだので、
「こんな大会もありますよー」
と、枚方ハーフマラソンをメールで紹介してみた。
返す刀で
「エントリーしました」
と、Ｓさんからレスが。
ええええええええマジで！？
決断と行動早っ！
俺も慌ててエントリーしましたよ。

そして迎えた当日。
よくよく考えると、かなり久しぶりのマラソン大会参加。
余裕で年単位のブランクがある。
でもまぁ、ちょくちょく走ってるし、多分大丈夫じゃないかなー。

ってか、ハーフぐらい余裕でこなせなきゃならんよなー、と考えてた。
実は半年ほど前から、ウルトラマラソンに興味津々のご様子な俺。
ウルトラってのは１日１００キロとか走ったりする、およそ常人には理解しがたい行動をさせられる、マラソンのことである。
１００キロ走る事を考えると、２１キロなんて序盤もいいとこ。
だからこの程度でヘバったり、ましてや完走できなかったりした場合、ウルトラ完走なんて夢のまた夢。俺のバイクのエンジンが一発でかかるというぐらい、現実離れした夢。

だから、決めてた。
・完走すること（ただし低速で）
・故障は絶対に避けること
これだけは確実に守り、ハーフを軽く越えて行こうと考えてた。

マラソン大会が久しぶりだったので、朝食をどの程度食べていけば良かったのか、などのノウハウを完全に忘れており、普通に米二合おにぎりにして食った。おなか痛くなった。
そのせいで家の、最寄り駅の、京都駅の、枚方公園駅のトイレをそれぞれ経由して会場へ行くという、嫌な路線図を描く羽目になってしまった。

会場に着いた頃の体調は最悪だったけど、徐々に回復し、スタート時にはおなかも痛くなくなってた。
我ながら悪運強いわー。

それで最後尾からスタートして、テレテレ走りました。
数年前とコースが随分違っていて、以前のコースに飽き気味だったので、ちょっと新鮮でした。
あと給水ポイントが２倍ぐらいに増えてた。

そいでまぁ、走って５分ぐらいで、いつものごとく森羅万象この世に存在する全てを憎みました。もう二度と走らない何が楽しくてこんな辛いことしなあかんねんウルトラとか絶対無理軽く死ねるわボケとか悪態つきながら、走りました。
一度も止まることなく、完走しました。

結果は
２時間２６分。　
平均時速にすると約８．６８キロメートル。
遅っ！ちょっと頑張った早歩きレベルの速度。
驚愕すべきは、これで一度も止まっていないということ。

ちなみにハーフマラソンの世界記録は
５９分１７秒。
平均時速にすると約２１キロメートル。
余裕で往復されちゃうねあははは。

ええねん俺は。速度はもうええねん。
距離に重きを置いてるねん。フルも走ったことありませんがね。