俺のおみや

・Sweet Rain　死神の精度
対象となった人間に数日間接触し、その人が死ぬか生きるかを決める死神役を、金城武が演じる。
話は、ちょっと笑いあり感動ありで面白いが、金城武ほか主演者の演技が良すぎて、子役の演技の悪さがどーしても気になってしまって、何度か素に戻された。
なんかちょっともったいない。

・ハプニング
ＮＹで突然、人が次々と自殺を始める。
その死体の群れから逃げ惑う人たちも、やがて同じように自殺してゆく．．．

こわい。普通に怖い。
原因が分かったのか分からなかったのか、よく分からないのもまた怖い。
そしていったん解決したかに見せかけて、実はまだまだ続くみたいな終わらせ方をしてるのが、見終わった後も怖さを継続させてる。

・ミスト
ある日、町全体が深い霧に包まれた。
スーパーで買い物していたおとーさんと子供は、あまりに深い霧にスーパーにとどまる。
そこに、霧の中から傷だらけになって、命からがらスーパーに逃げてきた人が現れる。
霧の中に、得体の知れない何かがいる！？

結構序盤のうちに、霧の中の物の正体が判明してしまう。
何がいるのか分からないままにしておいたほうが絶対怖いと思う。
次々人が死んでいって、精神的に衰弱してしまった人々が、最初は煙たがっていた宗教人にすがり、狂信者となって他の正しい人を襲いだす。
よくあるもので、得体の知れない何かよりも、人間のほうが怖いという場面も。
ミステリーというより、ホラーの部類。
そして、ものすごく後味の悪いラスト。
やっぱホラーは嫌だ。