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2024/11/23 06:20 |
淡路島ツーリング その3
午前三時。
ふと、懐かしいにおいで目が覚める。
あーなんか落ち着くわー。

うん。雨。
明らかに雨の匂い。
ってか匂いにとどまらず、テントに当たってパラパラ音してるし。

メタボの子を踏みながら、慌ててテントから外に顔だけ出してみる。
うむ。見事な雨じゃ。
音速で飛び出し、外に出しておいた濡れたらマズイ靴とかジャケットとかをテントの中にポイポイ放り込む。
おいおいおい、雨は昼からじゃなかったのかよー。
100歩譲って昼からじゃなかったとしても、丑三つ時から降るなんてやりすぎ。

しかし、もう降ってしまったもんはしょーがない。
早めに出る必要も無くなったので、フテ寝する。

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雨はガンガン激しくなってきて、テント内にもじんわりと雨が。
おまけに横長のメタボの子がど真ん中に寝てるので、俺は体半分テントから押し出されるような状態で寝る羽目に。
冷たいよう。寒いよう。
何でいつもこうなるんだよう。

寝たような起きたような状態で、朝を迎える。
いくら待っても雨は激しさを増す一方なので、さっさと撤退することにする。

テントを片付け、出発。
64c1f316.jpg







ずぶぬれー。

もうあとはストイックに、ひたすら雨の中の高速を、走る走る。

もう少しで淡路島を抜けるというぐらいから、なにやらバイクの様子がおかしい。
なんか知らんけど、走ってるとたまにカクッと左に揺れるのな。
最初は路面が濡れてるし、タイヤが滑ってるのかと思ったけど、どうも違うくさい。
原因は、メタボの子の居眠りでした。
タンデマーって、結構寝るのな。
100キロで走る、不安定な座席の上でも、人って寝るんだよな。

ちなみにバイクの運転手も、居眠り運転するしね。
今はもう眠かったら絶対休むようにしているけど、昔は何度か経験した。
気がついたら10キロぐらい距離メーター増えてたとか、さっきの赤信号で止まった記憶が無いとか。
ホントしゃれにならんぐらい危ないけどね。死ななかったのは運がよかったとしか言えない。

寝るなボケーと叫びながら、メタボの子の太ももをバンバン叩く。
次のパーキングまで5キロほどある。
それまで、
バンバン叩く → 一時的に目覚める → そのうち船をこぐ → バイクがカクカクする事によりそれを知る → 繰り返し
これを5回ほど繰り返し、なんとかサービスエリアに到着。

とりあえず休憩と食事。
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天丼ー。
これこそ本物の天丼ー。
淡路島で食べた、天丼という名の卵丼+アルファとは別ものー。

出発前に、メタボの子に眠気の覚める栄養ドリンクを買い与え、一気に飲ませる。

こーして、タンデム野宿ツーリングは幕を閉じる。

おまけ。
初日に見たうずまきと、徳島への橋。
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この頃はまだ幸せだったなぁ。

2008/11/03 20:52 | Comments(0) | TrackBack() | バイク

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