二日目の朝ぐらいに、尿道から管が取れた。
取る時は聞いていた通り、痛かった。
まさに、そのものを引っ張ってる感じの痛み。
取れた後は、自分でトイレに行く必要があるわけですが、そのものをしている最中もしばらく痛かったです。
徐々に痛みは軽減され、1週間ぐらいで痛みを感じなくなりました。
あれはもうしたくないなー。
まだ点滴とか、口からの血の管が通ってるとは言え、自分で起きて動けるようになったのはうれしかった。
だけど、とにかく、熱が酷かった。
39度とか普通にあった。
俺は、35度を下回ったりすることもあるぐらいに、平熱が低い。
この低い平熱のせいで、マジモンの病気なのに仮病扱いされて、学校をズル休み出来なかった悔しい思い出がいっぱいあるが、それはまぁ置いといて。
朝になると、なぜか熱は下がって、38度ぐらいに落ち着く。
が、夕方を過ぎるあたりから、徐々に熱は高くなってきて、夜には39度の余裕のK点超え。
多分、人が減るとか暗くなるとかいう環境の変化による、心理的要素が大いに影響しているんだと思う。
取る時は聞いていた通り、痛かった。
まさに、そのものを引っ張ってる感じの痛み。
取れた後は、自分でトイレに行く必要があるわけですが、そのものをしている最中もしばらく痛かったです。
徐々に痛みは軽減され、1週間ぐらいで痛みを感じなくなりました。
あれはもうしたくないなー。
まだ点滴とか、口からの血の管が通ってるとは言え、自分で起きて動けるようになったのはうれしかった。
だけど、とにかく、熱が酷かった。
39度とか普通にあった。
俺は、35度を下回ったりすることもあるぐらいに、平熱が低い。
この低い平熱のせいで、マジモンの病気なのに仮病扱いされて、学校をズル休み出来なかった悔しい思い出がいっぱいあるが、それはまぁ置いといて。
朝になると、なぜか熱は下がって、38度ぐらいに落ち着く。
が、夕方を過ぎるあたりから、徐々に熱は高くなってきて、夜には39度の余裕のK点超え。
多分、人が減るとか暗くなるとかいう環境の変化による、心理的要素が大いに影響しているんだと思う。
俺は、高熱をナメてた。
熱なんざただ、体が熱いだけだと思ってた。
39度なんて記録的な熱は、人生において数回しか出したことない。
それでも一日か二日で下がったし、こんな慢性的な高熱は初めての経験だった。
連日39度とか超えるとね。
もう、とんでもないの。
体を起こしたら、1秒でバタンと倒れるからね。
常に、なんかわけわからんけど切羽詰ってる感じになる。
目を閉じるだけで、なんか悪い夢の中にいるみたいな感じになる。
この時悩まされたのは、とんでもない複雑な数式を、ひたすら解いている妄想に悩まされた。
夢じゃなくて、目を閉じるだけで数式に取り組む破目になるのな。
数式というか、プログラムみてーな感じだった。
膨大な英語とか数式の羅列が、次から次へと目に浮かんで、それの分かる部分を必死に解読して、少しずつ少しずつ全体を把握しようと躍起になっている白昼夢。夜だけど。
とにかくヘトヘトに疲れる。
あとは、体の感覚がおかしくなって、指とかに触れたものが、異常に巨大に感じる感覚にも悩まされた。
指先がものに触れると、それがどんどん大きくなるように感じられるの。
自分がどんどん小さくなっていくような感じにもなって、うまく説明できないけど、不安と不快を凄く感じる。
もうね、本当辛かった。
当然そんなんで寝られないし。
氷枕も、面白いぐらい簡単に水枕に変化するの。
とにかく早く朝が来てほしかった。
でも、目を開けていると、全然時間が経過しない。
かといって目を閉じると、数式と闘う破目になる。
とにかく早く朝になってくれと、ひたすらそれだけを願っていた。
5分おきに時計を見て、あと○時間で夜が明ける、そこまで耐えようって、必死だった。
ナースコールに何度も手が伸びたけど、まだ耐えられる、まだ大丈夫って、5分伸ばしにしてた。
妙な意地があって、これは俺の戦い、助けなどいらぬ!みたいな事考えてた。アホでした。
そして一睡も出来ないまま、ようやく明るくなってきて、起床の放送を聞いたときには、勝った..と思った。
続いて、顔が腫れてきた。
唇も、ものすご荒れてタラコになってきた。
グロ注意。
なんか目が、凄く開きづらい。
ほっぺたが異様に腫れてきて、その腫れが目を押し上げるの。
ものすごデブったら、こんな感じなのかなー。
そしてまた、憂鬱な食事が始まる。
とにかくすべての種類の流動食を飲んでみた。
どれもこれも、絶望的に甘かった。
一口飲むだけで、もうその匂いだけで、それを飲むと考えただけで、リアルに吐きそうになるぐらい辛かった。
コップに流動食を注ぎ、何時間もそのコップを前にして、口にしてはむせて、それでも飲まなきゃって一口ずつすするようにして飲み、また吐き気と戦い。
なんとか終わった頃に、また次の食事が届く。
日中はほとんど、食事しかしてなかった。
本当に、心のそこから憂鬱だった。
同時に、せっかくの食べ物をおいしく採れない自分が嫌だった。
徐々に、どーしても食べきれずに、残していった。
これが入院で一番辛かった。
どんどんたまるノルマ。
そして夜になると、また高熱でうなされるが、朝まで食事をしないで済むのは嬉しかった。
それでも高熱もすげーくて、トイレに行くだけでも大仕事。
トイレへの道中、何度もヤバイと感じて、その場にしゃがみこんだ。
こうすると、たとえ倒れても頭へのダメージが少ないと、入院のときに天使に教わった。
またベットで、5分おきに時計を見ながら、朝をひたすら待つ。
でも朝になったら、また食事だけで一日を過ごすのか...
病は気からっていうけど、病は気を蝕むものでもあると思う。
この時の俺は、ものすご弱ってた。
一向に下がらない熱に、もしかしたら、一生俺はこのままなのかもしれないって、本気で思ってた。
大体、与えられたご飯を粗末にする奴なんてクズだ。俺なんかもう生きる資格なし。
天使とか家族が、俺に優しいのすら辛かった。
俺なんて食べ物を粗末にするクズですよ。優しくされる資格ないっすよ。
朝を待ちながら、なんか自分が悔しくて、ベットで泣いてた。
暗い天井を見上げながら、シズシズと泣いてた。
ああぁ、俺なんかもう俺なんかーーーー
熱なんざただ、体が熱いだけだと思ってた。
39度なんて記録的な熱は、人生において数回しか出したことない。
それでも一日か二日で下がったし、こんな慢性的な高熱は初めての経験だった。
連日39度とか超えるとね。
もう、とんでもないの。
体を起こしたら、1秒でバタンと倒れるからね。
常に、なんかわけわからんけど切羽詰ってる感じになる。
目を閉じるだけで、なんか悪い夢の中にいるみたいな感じになる。
この時悩まされたのは、とんでもない複雑な数式を、ひたすら解いている妄想に悩まされた。
夢じゃなくて、目を閉じるだけで数式に取り組む破目になるのな。
数式というか、プログラムみてーな感じだった。
膨大な英語とか数式の羅列が、次から次へと目に浮かんで、それの分かる部分を必死に解読して、少しずつ少しずつ全体を把握しようと躍起になっている白昼夢。夜だけど。
とにかくヘトヘトに疲れる。
あとは、体の感覚がおかしくなって、指とかに触れたものが、異常に巨大に感じる感覚にも悩まされた。
指先がものに触れると、それがどんどん大きくなるように感じられるの。
自分がどんどん小さくなっていくような感じにもなって、うまく説明できないけど、不安と不快を凄く感じる。
もうね、本当辛かった。
当然そんなんで寝られないし。
氷枕も、面白いぐらい簡単に水枕に変化するの。
とにかく早く朝が来てほしかった。
でも、目を開けていると、全然時間が経過しない。
かといって目を閉じると、数式と闘う破目になる。
とにかく早く朝になってくれと、ひたすらそれだけを願っていた。
5分おきに時計を見て、あと○時間で夜が明ける、そこまで耐えようって、必死だった。
ナースコールに何度も手が伸びたけど、まだ耐えられる、まだ大丈夫って、5分伸ばしにしてた。
妙な意地があって、これは俺の戦い、助けなどいらぬ!みたいな事考えてた。アホでした。
そして一睡も出来ないまま、ようやく明るくなってきて、起床の放送を聞いたときには、勝った..と思った。
続いて、顔が腫れてきた。
唇も、ものすご荒れてタラコになってきた。
グロ注意。
なんか目が、凄く開きづらい。
ほっぺたが異様に腫れてきて、その腫れが目を押し上げるの。
ものすごデブったら、こんな感じなのかなー。
そしてまた、憂鬱な食事が始まる。
とにかくすべての種類の流動食を飲んでみた。
どれもこれも、絶望的に甘かった。
一口飲むだけで、もうその匂いだけで、それを飲むと考えただけで、リアルに吐きそうになるぐらい辛かった。
コップに流動食を注ぎ、何時間もそのコップを前にして、口にしてはむせて、それでも飲まなきゃって一口ずつすするようにして飲み、また吐き気と戦い。
なんとか終わった頃に、また次の食事が届く。
日中はほとんど、食事しかしてなかった。
本当に、心のそこから憂鬱だった。
同時に、せっかくの食べ物をおいしく採れない自分が嫌だった。
徐々に、どーしても食べきれずに、残していった。
これが入院で一番辛かった。
どんどんたまるノルマ。
そして夜になると、また高熱でうなされるが、朝まで食事をしないで済むのは嬉しかった。
それでも高熱もすげーくて、トイレに行くだけでも大仕事。
トイレへの道中、何度もヤバイと感じて、その場にしゃがみこんだ。
こうすると、たとえ倒れても頭へのダメージが少ないと、入院のときに天使に教わった。
またベットで、5分おきに時計を見ながら、朝をひたすら待つ。
でも朝になったら、また食事だけで一日を過ごすのか...
病は気からっていうけど、病は気を蝕むものでもあると思う。
この時の俺は、ものすご弱ってた。
一向に下がらない熱に、もしかしたら、一生俺はこのままなのかもしれないって、本気で思ってた。
大体、与えられたご飯を粗末にする奴なんてクズだ。俺なんかもう生きる資格なし。
天使とか家族が、俺に優しいのすら辛かった。
俺なんて食べ物を粗末にするクズですよ。優しくされる資格ないっすよ。
朝を待ちながら、なんか自分が悔しくて、ベットで泣いてた。
暗い天井を見上げながら、シズシズと泣いてた。
ああぁ、俺なんかもう俺なんかーーーー
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私は尿道の管 抜くとき全然痛くなかったですわ。
抜いた後も平気 それよか恥ずかしかった^^;