俺のおみや

さーはいはい。みなさんお元気？
相変わらずギザモテナサスな、たからんだよー。

全く、これから開放的な夏になり、暑くなるってーのに俺の予定ときたら、近くの海で潜るぐらいしか計画無いですからね。
もうひたすら潜る。ガンガン潜る。
出来れば浮いてきたくないぐらい。
海の底で貝になりたい。
そーすれば、仕事できる奴とか彼女いる奴とかイケメンとか、嫌なもの見なくて済むやん？

大体、カップルで海に来る奴とか明らかにおかしい。
カップルは適当に遊園地とかそういうところにカップル料金とか言う常人にはおよそ理解できないシステムを有効利用したらええねんかホンマ腹立つわー。
どーせどこ行ったって、おめーら一緒やん？
せいぜいお幸せに。
海ゆーたら、独り者の聖地やんか。
俺のささやかな趣味やんか。
そんな俺の聖地を土足で上がって勝手放題。

タンク背負って、海に潜るじゃないですか。
まぁ大体、浅い海なら１時間ぐらいは潜っていられるんですよ。
そいでそろそろタンクの空気も無くなって来たし、陸に上がるかーって思うじゃないですか。
海から陸に上がるポイントってのは、大体決まってるんですよ。
そこに着いたら、前にカップルがいるんですよ。
それだけでも懲役ものなんですけど、こいつらが実にモタモタしやがるんです。
女のほうがもうびっくりするぐらいどんくさくて、上がったかと思ったら、海にずり落ちてきやがるんです。
俺は海の中でそれを見上げながら、イライライライラしてたんです。

いい加減俺のタンクの空気も無くなってきたんで、水面に浮上したんですわ。
そしたら、聞きたくも無いそのカップルの肉声が、水面に出ることにより聞こえてしまいましてね。

男「おまえはホント、どんくさいなー（笑）」
女「テヘッ」

ジョーズさんジョーズさん。おいでませ。
あなたに奉げたい者が２名ほど。

まぁその、あれだ。
俺がこうやって、彼女持ちに対してもれなく殺意を持ってるのは、しょうがないんだよね。
持つものと持たざるものの差というのかね。
もう諦めちゃってるからね。色々とがんばった。でもダメだった。うん。

しかしっ！
俺は技術者。
手に入らないものならば、デジタルで作り出せばいいのだよ！

これが夢の発明！！

自分に反応して動いてくれる「バーチャル・ガールフレンド」
ttp://wiredvision.jp/news/200805/2008052021.html

ぐはーー。さすがにキモい。これは無理ー。

さぁ、来週の合コンに期待しよう。
人数合わせという事実には目をつぶって。