今回より、手術および入院の話しに入ります。
当分の間、やむを得ずというかむしろ赤裸々に、下品な単語が出てきます。
お食事中、清楚な方、クリスチャン、ディオール、このあたりに該当する方は注意して読み進めてください。
多少は直接的な表現を避け、ビブラートに包もうと思いますが、俺の文章力の無さから、モロ下品用語は避けられない可能性も多々あります。
お子様の目の触れないところに、このサイトのURLを投げ捨ててください。
手術当日の朝。
手術は9時からだから、まだ6時だし余裕で寝てられると、二度寝を楽しもうと思っていたら、白衣の天使登場。
ちなみに担当の看護師、可愛かった。
その天使が、血圧やら検温やらしていき、おまけに採血までしていった。
寝起きで意識朦朧なのに、ガンガン血を採っていく天使。
3本も取られて、寝てるのに倒れそうだった。
手術直前までにトイレに行って、すべて出しておくように、と言われる。
昨夜、睡眠導入剤と下剤を飲まされているのだ。
もしも大が出なかった場合は、強制的に出すから言ってくれとの事。
強制的 = 官庁(あえて誤字)
ひぃぃ!それは絶対に命に代えても避けねば。
そら相手は仕事だろうけど、こんな若い女に館長なんかされたら、もうそれだけで死ぬる。
最悪の場合は「チェンジ」と言おう。
そーだ、確か初日に紹介された婦長だかなんだか、あの人にしてもらおう。
あの人は、女というよりどちらかというとスタンハンセンに近かったし、恥ずかしさという意味では回避できる。
そして、手術までに、手術着に着替え、あとT字帯というものをつけておけと言われる。
T字帯ってのは、簡易ふんどしみてーなもので、簡単にかつ速やかに脱がすことが出来る布である。
これ。
売店で300円ぐらいで売ってる。
俺は武士じゃないし、佐川急便でもないので、ふんどしもとい、T字帯の締め方が分からない。
看護師さんに聞いて、ようやく判明。
後ろにだらんとたらして、前に持ってきて腰で締めると、うむ。
もうコレが、非常に危なっかしい。
ちょっとでも激しい動きをしようものなら、左右の隙間から、男性特有の小汚いものが左右から「チワース」と顔を出す、という仕組みになっている。
ヒマなので、色々と試してみたのだが、一度顔を出した問題の物は、どんなに腰を振っても元には戻らないということが、我々の実験によりわかりました。
覆水盆に返らず。これはそういうことだったのか!
手術着ってのは、ビジネスホテルにある浴衣の簡易版みたいなもので、俺のはサイズが合ってなくて、ひざ上5センチぐらいの丈になっとった。
無駄にセクシー。ちょっとワンピース風。ルフィか俺かっていうぐらいワンピース。
下剤を飲んだにもかかわらず、トイレに行きたい気配は無い。
しかし、行きたい行きたくないの問題ではない。
俺の人生を左右する、とんでもなく大きな問題なのである。
ちなみに昨夜から、もしも出なかったらどうしようって2048億回ぐらいは思い悩んだ。
トイレでものすごくがんばった。
ものすごくがんばった結果、結果を出すことが出来た。
なんとなーく出し切った感は無いんだけど、とにかく出すことが出来たのでよしとする。
看護師さんにも「出し切った!」と伝え、官長を避けることに成功。
1の結果を10と伝えるのは、日常的にそゆ事してるプログラマには、お手の物だ。
準備万端で、ベットの上でボケーっと待つ。
やがて家族がどやどやとやってくる。
おかん、姉貴、ばーちゃん。
俺としては、別にわざわざ来てもらってもどーしよーもないし、手術が終わるのを待つのは暇だろうし、来て貰わなくて良かったのだが、逆の立場なら行くだろうなと思う。
俺は健康体なので、自分の足で歩いて手術室まで行く。
手術室の大きなドアまで来ると、名前と入院時につけた腕輪を確認され、案内される。
家族の付き添いはここまで。
ちなみに腕輪はこんなの。
名前と生年月日、バーコードが入っている。
退院のときまでつけたままで、水にも強い。
手術室への扉をくぐると、中はめちゃ広い。
同時に2人ぐらい、別の手術に向かう患者が入ってきた。
そのうちの1人の女性が妙にテンション高くて、先生たちもいっぱいいて、なんだか和気藹々。
イメージ違うなー。
案内され、手術台に向かう。
手術台はイメージどおり。テレビとかで見たのと同じだ。
先生方に挨拶しようと、
「よろしくお願いします」
と一礼した。
なぜか、両手を手のひらをこっちにして、胸の高さまで上げつつ挨拶。
しまった!! この手は!この手はなにー!これは先生方が手術直前にやる手でしょー!
患者がやるもんじゃねーし。おめー執刀すんのか!
自分で突っ込む前に、スタッフの1人に突っ込まれた。さすが関西。
手術台に上がる。けっこー狭い。
そしたら次々に、麻酔の何とかですとか助手の何とかですとか、入れ替わり立ち代り挨拶される。
それぞれ1.5秒ほどで忘れ去りながら、軽く聞き流す。
なんせ、挨拶されながらも俺の体は拘束され、点滴さされたり、くすぐったい吸盤貼られたりと、大忙しなのだ。
気になってしゃーない。
そうこうしているうちに、点滴の刺されているあたりが、じわじわ痛くなってきた。
痛くなってきましたか?と聞かれたので、酸素マスクの隙間からフゴフゴと返事をする。
これは、麻酔が効きはじめた証拠らしい。
麻酔ってのは、ただ眠るだけなのだと思っていたら、実は呼吸も止まるらしい。
だから、呼吸を無理やりさせる管を、鼻から喉に通すらしい。
これは麻酔が完全に効いてから行われるので、オエってならずに済む。
しかしなー。
さっきあれだけ寝たからなー。
そもそも、麻酔なんて効くのかなー。
このまま実は起きているのに、効いたと勘違いされて、でははじめましょうメス、クーペ、とかって始められたらどーすんだ。痛いだろそれ。
必死に目をらんらんと開いて、起きていることをアピール。
目を閉じてて、麻酔が完全に効いたと勘違いされたら困る。絶対困る。私まだ起きてるの!切らないで!
このあたりで、あっさり記憶が途切れる。
寝起きで意識朦朧なのに、ガンガン血を採っていく天使。
3本も取られて、寝てるのに倒れそうだった。
手術直前までにトイレに行って、すべて出しておくように、と言われる。
昨夜、睡眠導入剤と下剤を飲まされているのだ。
もしも大が出なかった場合は、強制的に出すから言ってくれとの事。
強制的 = 官庁(あえて誤字)
ひぃぃ!それは絶対に命に代えても避けねば。
そら相手は仕事だろうけど、こんな若い女に館長なんかされたら、もうそれだけで死ぬる。
最悪の場合は「チェンジ」と言おう。
そーだ、確か初日に紹介された婦長だかなんだか、あの人にしてもらおう。
あの人は、女というよりどちらかというとスタンハンセンに近かったし、恥ずかしさという意味では回避できる。
そして、手術までに、手術着に着替え、あとT字帯というものをつけておけと言われる。
T字帯ってのは、簡易ふんどしみてーなもので、簡単にかつ速やかに脱がすことが出来る布である。
これ。
売店で300円ぐらいで売ってる。
俺は武士じゃないし、佐川急便でもないので、ふんどしもとい、T字帯の締め方が分からない。
看護師さんに聞いて、ようやく判明。
後ろにだらんとたらして、前に持ってきて腰で締めると、うむ。
もうコレが、非常に危なっかしい。
ちょっとでも激しい動きをしようものなら、左右の隙間から、男性特有の小汚いものが左右から「チワース」と顔を出す、という仕組みになっている。
ヒマなので、色々と試してみたのだが、一度顔を出した問題の物は、どんなに腰を振っても元には戻らないということが、我々の実験によりわかりました。
覆水盆に返らず。これはそういうことだったのか!
手術着ってのは、ビジネスホテルにある浴衣の簡易版みたいなもので、俺のはサイズが合ってなくて、ひざ上5センチぐらいの丈になっとった。
無駄にセクシー。ちょっとワンピース風。ルフィか俺かっていうぐらいワンピース。
下剤を飲んだにもかかわらず、トイレに行きたい気配は無い。
しかし、行きたい行きたくないの問題ではない。
俺の人生を左右する、とんでもなく大きな問題なのである。
ちなみに昨夜から、もしも出なかったらどうしようって2048億回ぐらいは思い悩んだ。
トイレでものすごくがんばった。
ものすごくがんばった結果、結果を出すことが出来た。
なんとなーく出し切った感は無いんだけど、とにかく出すことが出来たのでよしとする。
看護師さんにも「出し切った!」と伝え、官長を避けることに成功。
1の結果を10と伝えるのは、日常的にそゆ事してるプログラマには、お手の物だ。
準備万端で、ベットの上でボケーっと待つ。
やがて家族がどやどやとやってくる。
おかん、姉貴、ばーちゃん。
俺としては、別にわざわざ来てもらってもどーしよーもないし、手術が終わるのを待つのは暇だろうし、来て貰わなくて良かったのだが、逆の立場なら行くだろうなと思う。
俺は健康体なので、自分の足で歩いて手術室まで行く。
手術室の大きなドアまで来ると、名前と入院時につけた腕輪を確認され、案内される。
家族の付き添いはここまで。
ちなみに腕輪はこんなの。
名前と生年月日、バーコードが入っている。
退院のときまでつけたままで、水にも強い。
手術室への扉をくぐると、中はめちゃ広い。
同時に2人ぐらい、別の手術に向かう患者が入ってきた。
そのうちの1人の女性が妙にテンション高くて、先生たちもいっぱいいて、なんだか和気藹々。
イメージ違うなー。
案内され、手術台に向かう。
手術台はイメージどおり。テレビとかで見たのと同じだ。
先生方に挨拶しようと、
「よろしくお願いします」
と一礼した。
なぜか、両手を手のひらをこっちにして、胸の高さまで上げつつ挨拶。
しまった!! この手は!この手はなにー!これは先生方が手術直前にやる手でしょー!
患者がやるもんじゃねーし。おめー執刀すんのか!
自分で突っ込む前に、スタッフの1人に突っ込まれた。さすが関西。
手術台に上がる。けっこー狭い。
そしたら次々に、麻酔の何とかですとか助手の何とかですとか、入れ替わり立ち代り挨拶される。
それぞれ1.5秒ほどで忘れ去りながら、軽く聞き流す。
なんせ、挨拶されながらも俺の体は拘束され、点滴さされたり、くすぐったい吸盤貼られたりと、大忙しなのだ。
気になってしゃーない。
そうこうしているうちに、点滴の刺されているあたりが、じわじわ痛くなってきた。
痛くなってきましたか?と聞かれたので、酸素マスクの隙間からフゴフゴと返事をする。
これは、麻酔が効きはじめた証拠らしい。
麻酔ってのは、ただ眠るだけなのだと思っていたら、実は呼吸も止まるらしい。
だから、呼吸を無理やりさせる管を、鼻から喉に通すらしい。
これは麻酔が完全に効いてから行われるので、オエってならずに済む。
しかしなー。
さっきあれだけ寝たからなー。
そもそも、麻酔なんて効くのかなー。
このまま実は起きているのに、効いたと勘違いされて、でははじめましょうメス、クーペ、とかって始められたらどーすんだ。痛いだろそれ。
必死に目をらんらんと開いて、起きていることをアピール。
目を閉じてて、麻酔が完全に効いたと勘違いされたら困る。絶対困る。私まだ起きてるの!切らないで!
このあたりで、あっさり記憶が途切れる。
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この続きがあっても、読み続ける度胸は、俺にはありません(-_-;)