俺のおみや

たいていの人は１枚や２枚は持ってるであろう、クレジットカード。
ヘタすりゃ、トランプと脹れるぐらいの数を持ってる人もいるでしょう。
俺もかつて、なんか入会したらタダでもらえた、とかいうので、何も考えずにもらいまくっていたら、３段の三角タワーが作れるぐらいは貯まったことがありました。

もう当たり前のように使ってるクレジットカードですが、ごくごくたまに、頑なに持つことを拒んでいる人がいます。

ウチの職場にも１人いましてね。
彼が言うには、使いすぎるのが怖いとの事。

まー確かに、いうてしまえばクレジットカードを使う＝借金ですからね。
翌々月に払うとは言え、確かに借金ですよ。
でもまぁ、ポイントがついたりキャッシュバックがあったりと、いろいろと便利な面もありますので、そのへんはみんな、適当に折り合いをつけているのかと思います。

そーいえば、俺も買い物しすぎて、何度か口座に金が無くて、後請求くらったことがあります。
なんか督促状みたいなハガキが来て、わざわざ窓口まで出向いて払わないとイカンのですよ。

学生のころは収支のバランスがおかしくて、これではイカンと家計簿をつけてました。
が、家計簿をつけているにもかかわらず、毎月、万単位で使途不明金が出るという始末。
どこの政治家やねんって話ですけど、とにかくズボラには、家計簿は難しいことがわかりました。

それでも長くやってると、だんだんとマシになってきましてね。
もうそれ以降は、督促されることもなくなりました。

しかし、社会人になってからも一度だけ、この督促を食らったことがありまして。
１ヶ月イギリスに行っていた時です。
俺は習い事が多いので、それらに一ヶ月の休止を求め、カードとかサービスの契約とかいろんなものを止めたんですが、口座に残っているお金に関して、見誤っていた。

だいたいね。
留学斡旋会社に、学校とか世話してもろたんだけど、そこの情報がめちゃめちゃ古いの。
イギリスは物価が高くて、食事がランチで３０００円ぐらいかかるとか言うんですよ。
すっかり信じた俺は、有り金をほとんど引き上げて、イギリスに行ったんですよ。
そしたらまぁ、確かに物価は日本に比べて高いんですけど、ランチ３０００円とかは、まるっきり嘘。
高いものは高いけど、安いものは安いですからね。
学生ですし、学生仲間から安い店の情報とか手に入れるし、最後のほうはものすげーお金余った。
余った金は、手数料なしのその時のレートで、日本人に売りつけてきたった。

ってなもんで口座にほとんどお金が無くてですね。
カードの請求が、口座から落とせなかったらしくて、督促の電話がきたそうなんですよ。
おまけに電話料金とかも同じ口座だったから落ちなかったらしくて、その督促まで来てるんですよ。
それを、海を越えた母からのメールで知りましてね。
いったい、どんな大金を請求されたのかと確認してみたら、５０００円ですよ。
社会人１０年近くやってたのに、５０００円が口座に無いとか、明らかにおかしい。
隣の口座には、定期預金とか株とか、少なくとも５０００円以上は眠ってるというのに。
まさかおかんに
「じゃあエイベックス、売りで」
とか注文するわけにもいかんので、イギリスから！ポンドを！日本の！自分の口座に！振り込みましたよ！
海外から外貨を自分の国の自分の口座に振り込むとか、頭が悪すぎて目を覆わんばかりです。
まさか、必死で作ったシティバンクの口座、こんな使い方するとは予想外でしたよ。
やたらめったら手数料取られましたよ。当たり前ですが。
おまけに、ＡＴＭの使い方わからんくて、外まで銀行員引っ張り出してきて、教えてもらったもんな。雨の中。
ＡＴＭが外にあるというのも、よくわからんし。

お金の計算は大切ですね。
カネゴンにならない程度に、しっかりしときたいとおもいます。