ミオさん(Mio-P350)は、とっても頼りになります。
ただしそれは日本国内での話で、海外では当然不可。
GPS自体は、単純に地球上の位置情報を返してくれてるだけなので、
国に制限される事はない。
地図ソフトさえ対応していれば、海外でも使えるはず。
そこで、こいつを海外対応出来ないかなぁといつも考えていました。
見つけました。
「VITO SmartMap」PocketPC版
http://vitotechnology.com/en/products/smartmap.html
地図も山もり!
http://www.vitotechnology.com/en/products/ppcgpsnavigation.html
1つ4ドルだし、試しに買ってみっか。
スマートマップの方は、無料の体験版があったので、それを試用。
スマートマップは、インストールして起動すると、
自動でGPSのポートを見つけてくれます。便利。
必要な設定はそれだけ。
サンプルにマップが付いてます。
このマップは、ロシア?
ロシア語っぽい文字が、躍り狂ってました。ひとつも読めねぇ。
地図を購入。
日本地図をダウンロード。
わーすげー。
てっきり、日本が1つの地図ファイルに収まってるのかと思ったら、
北は北海道から南は沖縄まで、地方毎の計9個のファイルで構成されている。
自分が近畿にいるなら近畿のマップを開く、北海道にいるのなら北海道のマップを開く必要がある。
つまり、近畿から中部に移動する際などには、別地図ファイルを開きなおす必要があるようだ。
めんどくさー。
おまけに、自分がどの地方にいるのか把握しておかないと、
例えば北海道にいるのに沖縄の地図を出しても、現在位置を教えてくれたりはしない。
当然「地図が間違ってますよ」とかいう警告など出さず、
地図からはるか離れた、あらぬ方向の真っ白な画面を表示するだけ。
そしてまぁ、地図のテキトーなこと。
建物なんて皆無。
主要国道レベルの道だけは、糸のような細い線がところどこに引かれてて
かろうじて位置関係が分かる程度。
おまけにノースアップとかの設定も皆無なので、Mioでは地図がくるくる回っております。
一応、市名ぐらいは英語表記されてるんたけど、これも適当。
滋賀県なんて、南半分が草津にされてるし。
いつから草津はそんなにデカくなったんだよ。県庁所在地のはずの大津が、見あたらねーし。
ソフト自体は、とにかく現在位置を地図上に表示してくれるだけ。
ルート検索とか完全に無縁。つまりこのソフトはナビでは無い。
まぁ、よく言えばシンプルで別に悪くないかと。
ただ、これに$29.95(本体ソフト)は払えんかな。
地図もまだまだ。
これからに期待。