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2024/11/24 00:19 |
快適に生きていくためには、ツッコミが必要
もう数年前の話になるんですが、1ヶ月ほどイギリスはウェールズに行ってました。

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ウェールズは本当にいいところでね。何も無くて。
かろうじて、ラピュタのモデルになった城がある、というのが唯一の観光系情報でしょうか。
旅行雑誌にのせるなら、これしかないと思われます。

俺の住んでいたのは首都カーディフなんですけど、首都ですらきわめて田舎。
ちょっと郊外に出れば、野良羊とかいますからね。
俺は田舎大好きなんで、時間が有れば湖を見に行ったり、森の中を散歩したりして、すんげー楽しかったです。

留学先に、そんな田舎を選んだのにはワケがありましてね。
とにかく、日本人が少ないところにしたかったんです。
留学までして、日本語を話したくはなかったんで。

でも学校には、数人の日本人がいて、結局日本語で話すことも多かったです。
最初は日本語と英語の切り替えに戸惑い、とっさに日本語で答えられなかったりして苦労しましたけど、数日もすれば慣れて、ちゃんぽんで喋ってました。

その時、ものすごく思ったんですよ。
ああ、ツッコミが欲しい、と。
俺はツッコミを求めている、と。つっこみたい、つっこまれたい。

日本人でよく一緒にいたのは2人で、1人は東海、1人は関東の人だったんですわ。
2人とも明るいし、いい人なんだけど、何かが足りない。
なんか喋っていても、息苦しい。
最初、それが何なのか全然分からなかったんですけど、ようやく気づいたんです。

「俺、会話の中で、無意識のうちにボケて、ツッコミ待ちしてる」
という事に。
そして、会話の中で、ここでボケたら最高にウケる!と思いついたとしても、拾ってもらえない可能性はほぼ100パーなので、胸のうちに秘めたまま、静かにお引取り下さるわけだ。
これは消化不良!まさかボケられない事が、こんなに辛いとは!

俺はね、普段からおもろい事ゆーてるわけでもないですし、ボケたおしてるわけでもない、どちらかといえば関西人としては、大人しい方に属すると思うんですよ。
そんな俺ですら、あれだけ消化不良気分だったんですよ。

生粋の関西人は、関西圏でない場所への転勤とか、相当キツイと思われます。
「ボケ殺し手当て」が支給される事を、願って止みません。

2007/12/27 12:37 | Comments(0) | TrackBack() | 日常

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