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2024/11/24 03:04 |
滅びの美学
痛ましい事件も起こってますが、やっぱ日本人ってのは世界的に見ても、比較的心優しき民族だと思うんですよ。

「フランダースの犬」日本人だけ共感…ベルギーで検証映画
ttp://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/entertainment/20071225i302-yol.html

記事によれば、フランダースの犬のお話で泣けるのは、日本人だけだそーです。
フランダースの犬ってのは一言で言うと、可哀想な少年が、結局何もいいことが無いまま死んで行く、という救いの無いお話なんです。
まぁ普通に考えたら、どこが泣けるのか理解に苦しむかと思われます。

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記事によれば、その裏にあるのは日本人の持つ「滅びの美学」というものが関係してるんだそーです。
諸行無常、盛者必衰。
それを突き止めるのに3年ぐらい研究したそーです。

まぁいわゆる、俺は涙腺がものすごく緩いんです。
100回は読んだ「かわいそうなぞう」で、いまだに号泣しますからね。

はるか昔、アルマゲドンって映画が封切りされた時に、当時付き合ってた人と観に行ったんです。
付き合って間もない時期、というか付き合ってんのか微妙とも言える状態の時で、まだあんまお互いを知らなかったんですわ。
とにかくまぁ、確か京都の映画館に、観に行ったんです。

映画の最後に、さんざん毛嫌いしていた娘の彼氏を生かして、おとんが隕石に残るじゃないですか。
モニタ越しに、地球に残った娘に別れを告げるじゃないですか。
これこそ万国共通の泣ける話。自己犠牲による愛ですよ。
もうね、俺としては大号泣ですよ。
映画館のドアが、たまった涙の水圧で開かないぐらいの号泣ですよ。

そして映画が終わって、ふと隣の彼女を見たら、1ミリも泣いてないの。おもくそシラフ。
それどころか、俺にハンカチとか渡してくれるの。
俺はありがとうとかってそれを受け取って、涙拭いたりしてるの。
明らかに逆だろ普通。

まぁそれが原因ではないかと思いますが、ほどなくフラれるわけですが。

というわけで、すぐ泣く男はモテない、というお話でした。
誰だよ男は泣いたらあかんとか、最初に言い出した奴は。

2007/12/27 12:18 | Comments(0) | TrackBack() | 日常

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