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2024/11/23 00:12 |
涙腺が壊れてます
昔、デートで映画を観た。
泣ける映画で、俺はだだ泣き。
映画が終わって、ハンカチを差し出す彼女。
しゃくりあげながら、ありがとうと受け取る俺。

いやいや、おかしいだろ明らかに。

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俺は異常なほど、涙腺が弱い。
子豚が作ったワラの家のごとく、ちょっとした衝撃で簡単に決壊。

今まで一番泣いた映画はグリーンマイルかなぁ。
真ん中あたりから、もう涙とまらん。
もう途中から涙腺おかしくなってて、悲しくないシーンでもとめどなく泣いてた。
ティッシュ2箱、鼻水と涙を拭くのに使ったわ。
途中で脱水症状出てきて、手足が痺れてきたから、水飲みながら続き観たわ。

子供の頃からそーだった。

でもね、やっぱ男ですし。
どこのボケが言い出したのか知らないですけど、男は泣いたらあかん、とかいう妙な風習があるじゃないですか。
だから、泣きたくなっても、頑張ってこらえていたんです。

ある日、本を読んでたんです。
今もあるのか知らないですけど、小学1年生っていう雑誌ですね。
それを寝る前に、布団から頭だけ出して、読んでいたんです。
当時はおかんと同じ部屋で寝ていたんで、隣にはおかんがいました。

連続小説みたいなのを読んでいて、キタんですよ。涙腺にガツンと。
話は他愛無いもので、誰かが日射病にかかって、倒れるんですね。
それで、仲間の1人がその倒れた奴に水をかけて、息を吹き返す、とかいう話なんですよ。
普通の人は、一体これのどこで泣けば良いのか、理解に苦しむと思います。
当時の俺としては
よかったぁぁぁ~!助かってよかったぁぁ~!!助けてくれてありがとー!だぁー(T_T)
と、助けた奴、助かった奴の登場人物の気持ちになりきってしまって、いちいちウザいぐらい感動するんですわ。

泣きそうになった。でも隣にはおかんが。
必死でこらえるも、じわじわと涙が。
そこでおかんが一言。

感動して泣くのは良いことや、と俺の涙を肯定してくれた。

2007/07/06 12:33 | Comments(0) | TrackBack() | 日常

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