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2024/11/22 17:21 |
予備自衛官補に任用されるまで その7
(仕事以外)着信ナシの俺のスマホが、ガタガタと震えた。
予備自衛官試験の時に、色々と対応してくれた自衛官からでした。
俺の電話帳に登録されている、地球上でただ一人の自衛官。
予備自衛官の試験結果はHPにて発表されるため、
落っこちた事は発表当日フタマルマルマル時には掌握していたのですが、
その翌日だったかに、わざわざ励ましの電話をかけてくださった聖人です。
今回の電話の内容は、予備自衛官試験を、今年も受けるかどうかの確認でした。
正直この時まで、日々の忙しさに悩殺されてまして、予備自衛官のことは、ほぼ忘れてました。
それでもせっかく電話を頂いたのに「受けません」と即・断・言するのも悪いかなぁとも思い、
「そうですねぇまだ決めかねてますヘラヘラ」ってな感じの、なんとも煮え切らない玉虫色の回答をしてました。
そしたらなんと
「私としては、是非受けて貰いたいんですけどねー」
とか言われてしまいまして。
超動揺。
こんな俺でも、求められてるッ!?
まぁ。
広報さんですし。
飲みに誘った女子の「また今度ねー」に匹敵するレベルの、確実に間違いなく社交辞令でしょうね。
ひとまず、この時は明言を避けて、電話は終わりました。
でもちょっと落ち着いて有頂天になって考えてみた。
一回受けて、ある意味難しい試験(他者との差別化が困難という意味で)や、持病を言い訳にして、もう受けないつもりでした。
けど、
「予備自衛官に興味があって一回受けたけど落ちた」
で終わるのは、話として面白くないよな。
それよりは
「予備自衛官に興味があって十回受け続けたけど落ち続けた。宇治駐屯地(試験会場)は俺の庭」
のがまだ面白い気がする。
これなら聞いた側からも
「成りた過ぎやろ」
ぐらいのツッコミは、貰えると思う。
もういっそのこと、受かるまで受け続けるというのは、いかがでしょうブログ?
勝つまでやめなければ、実質無敵なのでは。
安西先生の名言「諦めればそこで試合終了」を言い換えれば、諦めなければ試合は永遠にエターナルなのでは。
そもそもこれ、落ちても失うもの、無いしな。
試験費用も無料だし。
強いて言えば試験日は、ほぼ丸一日潰れるっていう時間的コストと、試験会場までの交通費くらいか。
もちろん、毎年受けたところで、毎年、今後の活躍をお祈りされるという、自衛隊公認の即身仏扱いとなる事は、想像に難くない。
特に今回は、前回の受験から半年たらずでの再受験ですし、その間ビタ一文成長しておらず、
むしろ律儀にキッチリ歳を取ったことによる衰退がある分、合格の確率は依然、
人間が壁をすり抜ける確率よりも低いと言わざるを得ない。
でもまぁ、低いけどゼロじゃないよね多分。
その年の受験者が極端に少なくて、情報処理はたまたま俺しかいない、とかいう状態になればあるいは。
いくら俺が低スペでも、無人島に男が俺一人なら、さすがにモテるでしょ理論。いや無理かも。
というわけでまた、受けてみようと思います。

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2021/03/28 02:26 | Comments(0) | 予備自衛官

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