まずはこれを聞いて欲しいんです。
冒頭10秒で十分です。
「あのきのきのあ」にしか聞こえない、とかいうネタがネットに転がってますが、俺には「あっんのっきにょのドア」と聞こえます。
正確には「I'm Knockin' on your door」と歌っているそうな。
ってか、「あのきのきのあ」で検索したら、ちゃんとひっかかるってのも、どうなの。
で、このI'm Knockin' on your doorですが。
これを発音しろといわれたら、
「アイム ノッキン オン ユア ドア」
って、なるじゃないですか。
どう間違っても絶対に「あのきのきのあ」には、ならない。
多分、ほとんどの日本人はI'm Knockin' on your doorの各単語の意味は分かるし、この文章の意味も分かる人が多いと思うんです。
ですが、実際に耳から聞こえる「あのきのきのあ」だと、まぁまず分かりませんよね。そもそも英語だという認識すら、困難です。
この呪文からI'm Knockin' on your doorを導き出すなんて、もはや人間業では無いと思うんですよね。
何故こんな事がおきるのか。
これこそがまさに、リンキング・サウンドという奴の存在です。
定義としては「隣り合う単語の音が、連結して、音が変化してしまうこと」を指します。
ずらっと例を挙げると、こんな感じです。
思えば昔。冒頭10秒で十分です。
「あのきのきのあ」にしか聞こえない、とかいうネタがネットに転がってますが、俺には「あっんのっきにょのドア」と聞こえます。
正確には「I'm Knockin' on your door」と歌っているそうな。
ってか、「あのきのきのあ」で検索したら、ちゃんとひっかかるってのも、どうなの。
で、このI'm Knockin' on your doorですが。
これを発音しろといわれたら、
「アイム ノッキン オン ユア ドア」
って、なるじゃないですか。
どう間違っても絶対に「あのきのきのあ」には、ならない。
多分、ほとんどの日本人はI'm Knockin' on your doorの各単語の意味は分かるし、この文章の意味も分かる人が多いと思うんです。
ですが、実際に耳から聞こえる「あのきのきのあ」だと、まぁまず分かりませんよね。そもそも英語だという認識すら、困難です。
この呪文からI'm Knockin' on your doorを導き出すなんて、もはや人間業では無いと思うんですよね。
何故こんな事がおきるのか。
これこそがまさに、リンキング・サウンドという奴の存在です。
定義としては「隣り合う単語の音が、連結して、音が変化してしまうこと」を指します。
ずらっと例を挙げると、こんな感じです。
out of 【 ou-tov 】 アウトオブ → アウトブ
even if 【 ev-nif 】 イーブンイフ → イブニフ
on a 【 o-na 】 オンア → オナ
giving up 【 givi-ngup 】 ギビングアップ → ギビニアップ
came up 【 ca-mup 】 ケイムアップ → ケームアップ
walked away 【 walk-taway 】 ウォークド アウエイ → ウォークト アウエイ
even if 【 ev-nif 】 イーブンイフ → イブニフ
on a 【 o-na 】 オンア → オナ
giving up 【 givi-ngup 】 ギビングアップ → ギビニアップ
came up 【 ca-mup 】 ケイムアップ → ケームアップ
walked away 【 walk-taway 】 ウォークド アウエイ → ウォークト アウエイ
on his 【 on-is 】 オンヒズ → オニズ
色んなものが、消えてしまってます。
on his 【 on-is 】なんかは オンヒズ→オニズと、Hが完全に無かった事にされてしまってます。黒歴史扱い。
色んなものが、消えてしまってます。
on his 【 on-is 】なんかは オンヒズ→オニズと、Hが完全に無かった事にされてしまってます。黒歴史扱い。
だよね?というニュアンスの「Isn't it?」を、ずーっとイズントイット言うて、生きてきました。ってか絶対中学で、そう習ったわ。
それが、実際にはみんな「イズニ?」と発音しているということに気づいた時の衝撃よ。
これも、リンキングサウンドだったんですね。
リンキングサウンドというものの存在に気付いたのが、割と最近の話なんですが、これって普通に、英会話の初歩の初歩らしいんで。
もしかしたらこの年で知らないのは、俺ぐらいなのかもしれませんね。激レア。