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2024/11/23 05:41 |
カランメソッドが作る英語脳
ここでカランメソッドを、ステージ2(ドベから二番目)から開始した話を書きました。
この後、ひたすらカランメソッドのレッスンを、受け続けてみました。
レッスンのイメージは、大体これで合ってる。

「講師が2回、質問文を読み上げて、それに即返答する」
ということだけを、ただひたすら繰り返します。
返答も、YES、NOだけでなく、質問文を全て含むような返答をします。
例えば
Do you like bread without butter? (バターを塗らないパンは好きか?)
という質問に対しては
Yes, I like bread without butter
No, I don't like bread without butter, I only like bread with butter.
の、いずれかの回答をする必要があります。
また、もたついてると講師が回答を補佐してくれます。

これだと、相手の言う事を、最後までしっかり聞いておかないと正確な解答が出来ないので、そういう訓練にはなりそうです。

で。
仮にも帰国子女(仮)な俺が、まず最初にレベルチェックテストでステージ2(1が最初級)と診断されまして。
正直言って、簡単すぎた。やっぱりあのレベルチェック、ちょっとおかしい。
ほとんど自己学習も必要ないまま、次々進めていきました。
休日は朝から晩まで、十時間ぐらいやってました。
結果、ステージ5まで来ました。

ステージを上げる為にテストなどがあるわけではないので、誰でも時間さえかければステージは上がります。
あと、講師によっては、質問からこちらに回答させるまで待つ時間が極端に短く、ちょっとモタついてると講師が全て回答してしまい、こちらはそれをなぞるだけ、という状態にもなったりします。こうなるとただのシャドーイングになってしまうわけで、カランメソッドの思想からは外れているのではないかと思いますが、講師はただ淡々と、先へと進めます。

で、ステージ5まで来ると、さすがにこれまでのように復習ナシでは厳しくなってきまして。
ここからはちょっと時間をかけて、進めていこうと思っとります。

あとそもそもの話、カランメソッドは「英語脳」を作るのが、主な目的と聞きました。
ここで言う「英語脳」ってのは、英語で聞かれたことに対して、日本語で考えて英語を話す、という脳内変換をせずに、英語で考えて英語で話す、という事が出来るようになる状態を指します。
カランメソッドでは、英語で間髪要れずに回答する必要があるので、この英語脳を身につけられる、という触れ込みなのですが。

薄々気付いていたけど。
うん。俺、英語脳、既に有るわ。

十ン年前に留学した頃には既にこの状態で、英語で話すときは英語だけを考えてたし、日本語で話すときは、当然日本語の事だけ考えてた。
脳の容量が極端に低いもんだから、英語で話すときに日本語で考えてしまうと、一旦日本語モードに切り替えないといけなくて、これに少しとは言え時間もかかるし、何より億劫。
プログラマー三大美徳と言われる「怠惰、短気、傲慢」を、非常に高度なレベルで所有している俺には、この面倒くささに耐え切れなかった。
だから当時、日本語と英語を交えて話すのが、すんげぇ面倒臭かった。
向こうでできた、住んで長い友人が、日本人と話すときもずっと英語で話してて、その気持ち、物凄くよく分かった。

まぁ俺も正直、自分のこれが世間で言うところの「英語脳」なのかは分かってませんが、もし仮に近いものであるならば、カランメソッドをやる必要性は一体。
ってな事も考えたり、実は他にもっとやるべきことに気付かされたりと色々ありまして、まぁ止めはしないけど、少し他の教材にも手を出そうと思っております。

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2019/05/05 09:14 | Comments(0) | 中国語・英語

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