子供の頃からずっとなりたい職業が、2つあります。
看護師と自衛官です。
幼少期。
今と変わらず、病弱界隈では最弱の名を欲しいままにしておりました。
ちょっと体調悪いかな?と思う日が、年に500日ほどあり、そのほぼ全ての日で、良くて保健室、悪くて火葬場送りの小学生生活をおくっておりました。
これは、一般の方々は知らない事実だと思うのですが、我々病弱界の住人には、必ず主治医がいます。大抵は、近所の診療所の先生が、通いすぎた結果として、そのポジションを担ってくれたりするのですが、たまに専任の主治医が居るガチ勢もいます。
主治医は、ぶっ倒れたときに診てくれるのはもちろんの事、時に厳しく、時に激怒しながら、病弱でも生きるためのアドバイスをくれます。ヘタすると、家族よりも一緒に過ごす時間が長かったりします。
もちろん主治医のいる病院も、第二の住家状態になります。
子供であるという特性をフル活用し、関係者以外立ち入り禁止などガン無視で、院内のありとあらゆる場所に入り込みます。そして、あらゆるスタッフが、俺が子供ゆえに、優しく扱ってくれます。
そんな彼らと接するうちに、病で弱気になる心を支える、彼ら彼女らのような存在に憧れるのは、もはや当然のこと。中点連結定理よりも、分かりやすいストーリーだと思います。
自衛官はもっと単純です。
小学生の頃、これを観たせいです。
俺も美人教師とイチャついたり、音速で空を駆け抜けたり、あと美人教師とイチャついたりしたいので、憧れました。
しかしながら俺は、それぞれの職業に絶対不必要な、特殊な超能力を持っている為に、断念しています。
・血を見ると倒れる。採血では、起きてるのに寝違えるぐらいに首をそむける。
・視力が悪い。伸ばした手の指の本数が怪しいぐらいに。
はい。絶望的ですね。
お疲れ様でした。
しかしながら、トップガンは無理かもしれませんが、もしかしたら自衛官にはなれるかもしれないという話を、偶然知りまして。会議中にネットサーフィンしてた時に。
それこそが「予備自衛官補」と呼ばれる制度の事です。
看護師と自衛官です。
幼少期。
今と変わらず、病弱界隈では最弱の名を欲しいままにしておりました。
ちょっと体調悪いかな?と思う日が、年に500日ほどあり、そのほぼ全ての日で、良くて保健室、悪くて火葬場送りの小学生生活をおくっておりました。
これは、一般の方々は知らない事実だと思うのですが、我々病弱界の住人には、必ず主治医がいます。大抵は、近所の診療所の先生が、通いすぎた結果として、そのポジションを担ってくれたりするのですが、たまに専任の主治医が居るガチ勢もいます。
主治医は、ぶっ倒れたときに診てくれるのはもちろんの事、時に厳しく、時に激怒しながら、病弱でも生きるためのアドバイスをくれます。ヘタすると、家族よりも一緒に過ごす時間が長かったりします。
もちろん主治医のいる病院も、第二の住家状態になります。
子供であるという特性をフル活用し、関係者以外立ち入り禁止などガン無視で、院内のありとあらゆる場所に入り込みます。そして、あらゆるスタッフが、俺が子供ゆえに、優しく扱ってくれます。
そんな彼らと接するうちに、病で弱気になる心を支える、彼ら彼女らのような存在に憧れるのは、もはや当然のこと。中点連結定理よりも、分かりやすいストーリーだと思います。
自衛官はもっと単純です。
小学生の頃、これを観たせいです。
俺も美人教師とイチャついたり、音速で空を駆け抜けたり、あと美人教師とイチャついたりしたいので、憧れました。
しかしながら俺は、それぞれの職業に絶対不必要な、特殊な超能力を持っている為に、断念しています。
・血を見ると倒れる。採血では、起きてるのに寝違えるぐらいに首をそむける。
・視力が悪い。伸ばした手の指の本数が怪しいぐらいに。
はい。絶望的ですね。
お疲れ様でした。
しかしながら、トップガンは無理かもしれませんが、もしかしたら自衛官にはなれるかもしれないという話を、偶然知りまして。会議中にネットサーフィンしてた時に。
それこそが「予備自衛官補」と呼ばれる制度の事です。
詳しい説明は、先ほどのリンクにお任せしますが、要は、有事の際に活動する予備自衛官的なポジションとして、登録をしておけると言う制度です。
「一般」と「技能」という二種類のジャンルがあり、それぞれ応募資格が異なります。
34歳を過ぎてると、一般には応募できませんが、技能であれば、53~55歳でも応募可能です。
そして技能は、その名のとおり、有事の際に活躍できる技能を有する事が条件となってます。
具体的には、医者や薬剤師など多岐に渡るのですが、そこに情報処理もあります。
つまり会社で上司に、凝ってもない肩を毎日のようにガンガン叩かれて、窓際どころか窓外へぐいぐい押されてる俺のようなデジタル丁稚野郎でも、仮にも仮にもプログラマすなわち情報処理技術者、なのか?
そんな俺にも、参加資格はあると言う事になるわけです理論上は。
俺が、「予備」とか「捕」とか付いてるとは言え、憧れの自衛官に!?
もうね、これに気付いたとき、まぁ会議中だったんですけど、会社では常に死んだ魚の目を持つ男、eyes of a dead fish通称EOADFの名を冠する俺が、興奮のあまりピチピチ跳ねましたからね。
ちょっと椅子から浮きましたもん。
自衛官に憧れた動機は、既に挙げましたように非常に清らかなものなのですが、ついでにもうひとつ、負けず劣らず不順な動機を挙げるとすれば。
もう随分前になりますけど、例の地震の後、福島に行ったんですよね。
そこで瓦礫相手に筋トレして、俺の人生でこれまでに無く、今後もおそらく無いであろう、爽やかな汗をかいてきたんです。
で、夜になると、あちこちで様々なボランティア活動をしてきた仲間が、宿舎として寝泊りしてる場所に戻ってくるわけです。大人がそれだけ夜に集まったら、そりゃあもう宴会になるじゃないですか。
歳も住む場所も生活も来た事情も、何もかも違う仲間が集まって、それら全てを一旦忘れて、東野の地酒を飲み交わすわけです。
そんな酒が、盛り上がらん訳がないし、旨くない訳が無い。
もう40年も生きてますけど、人生で最高に上手い酒を味わった、最高に尊い時間だったと今でも思います。
災害の多い国なので、またいつか必ず、災害は起きるでしょうよ。
そんな時、またそこに集った、まだ見ぬ仲間たちと、旨い酒が飲みたい。
ついでにその時までに、もっと自分が、自分の技能が役に立たせられるようにしておきたい。
それを国レベルで補佐してもらえるなんて、最高じゃないですか。
もう、やらん理由が無い。
予備自衛官補、目指します。
「一般」と「技能」という二種類のジャンルがあり、それぞれ応募資格が異なります。
34歳を過ぎてると、一般には応募できませんが、技能であれば、53~55歳でも応募可能です。
そして技能は、その名のとおり、有事の際に活躍できる技能を有する事が条件となってます。
具体的には、医者や薬剤師など多岐に渡るのですが、そこに情報処理もあります。
つまり会社で上司に、凝ってもない肩を毎日のようにガンガン叩かれて、窓際どころか窓外へぐいぐい押されてる俺のようなデジタル丁稚野郎でも、仮にも仮にもプログラマすなわち情報処理技術者、なのか?
そんな俺にも、参加資格はあると言う事になるわけです理論上は。
俺が、「予備」とか「捕」とか付いてるとは言え、憧れの自衛官に!?
もうね、これに気付いたとき、まぁ会議中だったんですけど、会社では常に死んだ魚の目を持つ男、eyes of a dead fish通称EOADFの名を冠する俺が、興奮のあまりピチピチ跳ねましたからね。
ちょっと椅子から浮きましたもん。
自衛官に憧れた動機は、既に挙げましたように非常に清らかなものなのですが、ついでにもうひとつ、負けず劣らず不順な動機を挙げるとすれば。
もう随分前になりますけど、例の地震の後、福島に行ったんですよね。
そこで瓦礫相手に筋トレして、俺の人生でこれまでに無く、今後もおそらく無いであろう、爽やかな汗をかいてきたんです。
で、夜になると、あちこちで様々なボランティア活動をしてきた仲間が、宿舎として寝泊りしてる場所に戻ってくるわけです。大人がそれだけ夜に集まったら、そりゃあもう宴会になるじゃないですか。
歳も住む場所も生活も来た事情も、何もかも違う仲間が集まって、それら全てを一旦忘れて、東野の地酒を飲み交わすわけです。
そんな酒が、盛り上がらん訳がないし、旨くない訳が無い。
もう40年も生きてますけど、人生で最高に上手い酒を味わった、最高に尊い時間だったと今でも思います。
災害の多い国なので、またいつか必ず、災害は起きるでしょうよ。
そんな時、またそこに集った、まだ見ぬ仲間たちと、旨い酒が飲みたい。
ついでにその時までに、もっと自分が、自分の技能が役に立たせられるようにしておきたい。
それを国レベルで補佐してもらえるなんて、最高じゃないですか。
もう、やらん理由が無い。
予備自衛官補、目指します。