俺のおみや

今年も大問題の、健康診断の季節がやってきました。
何が大問題って、採血で毎回ぶっ倒れるというのも問題なのですが、さらに問題なのは、その後に届く結果です。

俺は、１０００の持病を持つサウザントマスターと俺が呼ぶほどの虚弱野郎なので、診断結果では毎回のように、windows並みに脆弱性が見つかりまくりなんです。
だからどんなに酷い結果であっても、例えば
「あなた明日氏にます。絶対」
程度の結果では、俺の心にはさざ波ひとつたたず、眉ひとつ動かさず結果を破り捨てる事ができていました。

しかし、一昨年ぐらいから、診断結果を物凄く重要視せざるを得ない事態に陥りました。
というのは、診断結果が「所見無し」以外は病院行き（自腹）という掟が会社から課せられたためです。
これが何を意味するかと言うと、
健康診断→結果惨敗→絶望的に忙しい中、病院へ行く為に休みを申請→
上司「ほほぉこの時期に。イチイ君は余裕すなぁ（嘲笑）」
同僚「もちろん、業務の都合をつけてから休むんだよね？（黒笑）」
後輩「みんな必死に頑張ってるのに、水を差すの止めてもらえますか（真顔）」
等々、四方八方からボッコンボッコンにされた挙句、貴重なお金を病院に貢ぐという、歴史上稀に見るほどの、無駄な休みの使い方を強いられるわけです。

これは避けたい。生活習慣を改善せねば！
だけど頑張りたくないしー。日常生活に支障出てないしー。
まぁ普通にしていればーいいっしょーーーー

の結果、安定の２年連続「要医師指導」となりました。王者防衛成功。
ちなみに３年前はそれよりもワンランク上の「要再検査」でした。さらにその前は「要医療（不健康界の最高峰）」でした。どちらもシカトしました（ドヤ顔）。

そして上に書いたイメージ通りの流れを踏んで、社内連中からの白い目を通り越して三白眼で見つめられながら休みをとり、病院で先生にしこたま怒られてきました。

さすがのアホの子である俺も、ほんのちょっぴり反省しまして。
生活習慣を見直すことにしました。
俺のチョイ悪な診断結果のうち、最も死に近いと警告されているのが「糖」でした。

というわけで、糖質オフをはじめてみました。
参考文献
「【マンガ】で分かる糖質制限ダイエット　誰でも細マッチョ」

具体的には、以下のような感じです
・炭水化物を減らすため、ご飯、パスタ、パンなどを一切禁止
・ビール、日本酒禁止。蒸留酒はＯＫ（ウイスキー、焼酎など）
・お菓子、スイーツは超厳禁
・野菜は根菜以外を積極的に摂る
・牛乳も控える
・肉、魚、チーズ、豆腐を積極的に摂る
本来は徐々にやってくべきなのかもしれませんが、１か０かで動いている仕様上、いきなり全力で取り組んでみる事にしました。

糖質オフに関するレシピ本も、色々と買いました。
最も参考になったのが、この２冊。

まとめて作って肉食やせ！ [ 渡辺信幸 ] 価格：1296円（税込、送料無料) (2016/12/25時点) 肉（Ｍｅｅｔ）も卵（Ｅｇｇ）もチーズ（Ｃｈｅｅｓｅ）も食え、というありがたいＭＥＣの教えが宗教臭いんですが、それさえ気にしなければ良書。 肉だけでなく、野菜やお菓子なんかも多く載ってて、レシピは参考になります。

ぜんぶレンチン！　糖質オフのやせる作りおき [ 牧田善二 ] タッパーに材料を入れ、レンチンしてかき混ぜるだけで完成という、ありがたすぎるレシピ集。 しかも普通に美味しい。作り置きと書いていますが、１個は１食で食べられる量です。

今まで無制限に食べていたものから、様々な制限がかかるようになったわけですが。
特に「○○が食べたい！」と苦労する事も無いまま、二ヶ月が過ぎました。

その結果。
２つの変化が訪れました。
ちなみに糖が改善したかどうかは、来年の健康診断まで結果は分かりません。

１．痩せた
具体的には、３キロ痩せた。
別に痩せたくはなかったんですが、無駄に痩せた。
久々に体重計に乗った瞬間、成人してからの最低体重を更新しかけてて、軽く引いた。
おそらくは炭水化物、糖質をオフした影響なのでしょうが、まさか２ヶ月でここまでの効果があるとは。

２．食費が上がった
炭水化物と言う、安くておなかも一杯になる禁断要素を無くし、肉食中心の生活となったため、食費が１．５倍ぐらいになりました。
牛肉は高いので、基本的に豚と鶏しか食べてないんですが、それでもこの有様。

この結果から、特に１の体重の減り方にはビビってしまったために、炭水化物の制約を解除する事にしました。
それ以外の制約についてはキープし、このまま来年の健康診断まで、続けてみたいと思います。

俺は特にお菓子スイーツビール大好きっ子だったせいもあるのでしょうが、運動ナシの食事制限のみで、ここまで減るとは。そして食費が上がるとは。

糖質オフダイエットは色々とガチです。