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2024/11/23 05:57 |
空路検索アルゴリズム
関東初心者の頃。
関東の人混みを歩くと、人にぶつかりかけたり、流れを止めてしまう事がよくありました。

人間が人ごみを歩く際ってのは、なるべく人とぶつからないよう、かつ自分の思った道を行けるように考えて歩いていると思います。
それはもちろん、ほとんど無意識レベルで行う行動ではありますが、しかし確実に誰しもやってることです。
次の瞬間、どちらに歩みを進めれば、思った通りの道を行けるか。
とるべき道は、右なのか左なのか真ん中なのか。
空間の広さ、他人の配置、他人の行動予測、etc....
これらの情報を瞬時に判断し、歩む先を決めています。人の脳って、すごいよね。
これはすなわち、「無意識下における、空路の模索方法」です。
これを専門用語で「空路検索アルゴリズム」と呼びます。嘘です。今作りました。

これがね、関西人と関東人では、全く違うんですよね。
だから、関東ではなかなかうまく歩けず、苦労しました。
しかし、東京出張を繰り返しまくった結果、ようやく関東の空路検索アルゴリズムを理解し、わりと皆様にご迷惑をおかけすることなく、歩けるようになってきました。

何故、空路の検索方法に差が生まれるのか。
根底にあるのは、関西と関東での、歩く速度の差にあると思います。

関西では関東と比較すると、みんな歩くのが早いです。
みんな基本的にまっすぐ歩きますし、他人の動きも読み易い。その早い流れの中で、モタモタしてると邪魔になる。だからこそ、全体が早く歩くことになるのではないかと我々は考えます。

かたや関東では、関西よりもゆっくり歩きます。
まっすぐ歩き続けるのではなく、唐突に方向転換したり、立ち止まったりされることもよくあり、動きが読み難いです。他人の予想に反した動きにも対応できるよう、ある程度ゆっくり歩く必要があります。この結果、全体がゆっくり歩むことになるのではないかと我々は考えます。

俺は歩くのが早いですが、関東の人込みでは、早く動くことはもうあきらめています。
もんのすごイライラしますが、我慢します。

しかし、新宿駅の東口から西口に移動するだけで、30分かかるとかどうなってんだこの国の首都圏はよ。

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2015/01/11 17:54 | Comments(0) | 日常

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