今年1発目の、六甲山カフェ店長です。
今回もいつものように、無駄に荷物が多いんですが、今回はレベルが違った。
うん。ザックに入りきらんかった。
80リットル+拡張12×2の合計104リットルのザックを隙間無く使ってるのに、どんなに頑張っても入らない。
山では。
小さなザックに沢山の荷物が詰め込めるよう、パッキング技術が求められます。
俺はこれが壊滅的にヘタでしてね。詰めたはいいけど、いっぺん出したら絶対戻せないんですよね。入っていたはずなのに、何故か入らない。ふしぎー。
だから、考えました。
ピコーン!
そうだ!小さなザックに沢山の荷物だから苦労するんだ!
倉庫を背負ってるレベルのデカザックなら、苦労しなくて済む!
荷物が重いなら、足腰を鍛えれば良いじゃない。
この精神で買った上記のザックは、無敵でした。かつては。
適当に入れても、何でもかんでも入るし。
冬山装備になると、少々工夫が必要でしたが、それでも楽なもんでした。
それが今!
冬山縦走でもないのに!
荷物がザックに入りきらないという怪奇現象が!
絶対の信頼をおいていた無敵ザック伝説に陰りが!
まぁ、普通にBBQ用の網とか炭とか入れたのが敗因かと思いますがね。
仕方なく、手提げのクーラーバックに、はみ出した荷物を入れて行きました。
山屋がザックに収めきれずに手提げなんて!
くっ、屈辱!
このザック壊れたら、次のザックは120Lにしよう。
つづく。
今回もいつものように、無駄に荷物が多いんですが、今回はレベルが違った。
うん。ザックに入りきらんかった。
80リットル+拡張12×2の合計104リットルのザックを隙間無く使ってるのに、どんなに頑張っても入らない。
山では。
小さなザックに沢山の荷物が詰め込めるよう、パッキング技術が求められます。
俺はこれが壊滅的にヘタでしてね。詰めたはいいけど、いっぺん出したら絶対戻せないんですよね。入っていたはずなのに、何故か入らない。ふしぎー。
だから、考えました。
ピコーン!
そうだ!小さなザックに沢山の荷物だから苦労するんだ!
倉庫を背負ってるレベルのデカザックなら、苦労しなくて済む!
荷物が重いなら、足腰を鍛えれば良いじゃない。
この精神で買った上記のザックは、無敵でした。かつては。
適当に入れても、何でもかんでも入るし。
冬山装備になると、少々工夫が必要でしたが、それでも楽なもんでした。
それが今!
冬山縦走でもないのに!
荷物がザックに入りきらないという怪奇現象が!
絶対の信頼をおいていた無敵ザック伝説に陰りが!
まぁ、普通にBBQ用の網とか炭とか入れたのが敗因かと思いますがね。
仕方なく、手提げのクーラーバックに、はみ出した荷物を入れて行きました。
山屋がザックに収めきれずに手提げなんて!
くっ、屈辱!
このザック壊れたら、次のザックは120Lにしよう。
つづく。
年末年始に、うだうだうしうし試行錯誤してましたメニューを、出します。
・炭火焼タンドリーチキン
・炭火焼スペアリブ
・焦がしバター醤油の焼きとうもろこし
・なると金時のスイートポテト
などなど。
沖縄帰りのお手伝いさん放出の、本場の泡盛もご用意しておりま。
土日の2日間、やってます。
芦屋川駅からタクシー1メーター!
運ちゃんに「こうざの滝」と言えば伝わるよっ!
滝が見えたら右手にある洞窟が、俺の生息地だよっ!
是非来てねっ!
土曜は雨みたいだけど!
ってか、雪とかも有りえるって聞いたけど!
・炭火焼タンドリーチキン
・炭火焼スペアリブ
・焦がしバター醤油の焼きとうもろこし
・なると金時のスイートポテト
などなど。
沖縄帰りのお手伝いさん放出の、本場の泡盛もご用意しておりま。
土日の2日間、やってます。
芦屋川駅からタクシー1メーター!
運ちゃんに「こうざの滝」と言えば伝わるよっ!
滝が見えたら右手にある洞窟が、俺の生息地だよっ!
是非来てねっ!
土曜は雨みたいだけど!
ってか、雪とかも有りえるって聞いたけど!
六甲山カフェの営業時間は、基本的には10時~16時となっています。
ただこれは、オーナーから「最低限、開けておいて欲しい」と言われている時間であり、あとは各店長のさじ加減で、拡張されます。
俺も最初はこの時間を忠実に守っていましたが、開始も終了も徐々に拡張工事が進んでしまいました。
登山者の感覚で言うと10時出発というのは、かなり遅いです。
大体8~9時ぐらいに出発、15時には下山しているというのが、一般的なスケジュールになります。
だから、10時という時間は、登山者のピークがほぼ過ぎた時間になります。店の前を歩く人の数が、全く無くなるわけではないですが、やはり9時ごろと比較すると格段に少ないです。
というわけで、9時ごろには開店できるように、お店に入るようになりました。
お店に入ってから、開店準備のなんやかんやで、30分~1時間ぐらいかかります。来る際に24時間スーパーで、足りない食材を書いたし、電車で移動します。
この時間のJRは、新快速が存在しないため、日中よりも電車の時間が長くなります。
大体のタイムスケジュールは、こんな感じになります。
4時過ぎ起床
5時出発 スーパーへ
5時半~7時半 電車移動
8時頃 お店到着
9時頃 開店
他の店長は大抵、大阪住まいのために、数十分でお店に着く事ができるようです。
俺がダントツで遠いわけで、距離の話になるといつもドンビキされますが、こちとら田舎住まいのために、2時間ぐらいの移動は至極当然とか思っています。
田舎ものと都会ものの、この感覚の差は、一生埋められないと思います。
そして閉店時間。
16時というのは登山者の感覚としては、もう夜です。
本来であれば、下山していなければならない時間ですが、比較的ゆるい山である六甲山では、この時間でもまだ下山者が絶えることはありません。
大体、17時ぐらいまでは下山者が多く、18時ともなると、ピタッとなくなります。
ポツリポツリと、この時間を過ぎて降りてこられる方も居ますが、そういう方は、よほどのベテランか、遭難寸前であったと考えられます。
17時ごろに降りてこられた方々が、集団でお店に入ってくれる事が、わりとよくあります。
そういった方々は、飲み会とか夕食をここで済ませようと考えておられるので、凄い量の注文が入ったりします。
1日の売り上げのトップが、ここである事も、たまにあります。
もちろん、16時を過ぎてだーれも入店しないことの方が、多いです。
だから大抵、16時ぐらいから、なんとなく閉店準備を開始しつつ、余り物の処分に入ります。
余ったおでんをいただきます。
ついでに、掃除中に誤って転がしたら穴が開いたビールも、飲みます。缶ビールって、わりと簡単に破裂するのな。
この季節はおでんが美味しいです。1日中煮込んでありますので、なおさら。
ってな事をしていたら、突然お客さんが集団で来店。
急遽、我々の食事を中断し、迎えうちます。
結局、この日もこのお客さんの売り上げが、1日の最大売り上げでした。
そういったことも相まって、ついつい閉店を先延ばしにしてしまう事が多いです。
だから俺が入る場合の営業時間は、9時~17時ぐらいになることが多いです。
今年の1日店長は、この日でおしまい。
また来年、よろしくお願いします。
ただこれは、オーナーから「最低限、開けておいて欲しい」と言われている時間であり、あとは各店長のさじ加減で、拡張されます。
俺も最初はこの時間を忠実に守っていましたが、開始も終了も徐々に拡張工事が進んでしまいました。
登山者の感覚で言うと10時出発というのは、かなり遅いです。
大体8~9時ぐらいに出発、15時には下山しているというのが、一般的なスケジュールになります。
だから、10時という時間は、登山者のピークがほぼ過ぎた時間になります。店の前を歩く人の数が、全く無くなるわけではないですが、やはり9時ごろと比較すると格段に少ないです。
というわけで、9時ごろには開店できるように、お店に入るようになりました。
お店に入ってから、開店準備のなんやかんやで、30分~1時間ぐらいかかります。来る際に24時間スーパーで、足りない食材を書いたし、電車で移動します。
この時間のJRは、新快速が存在しないため、日中よりも電車の時間が長くなります。
大体のタイムスケジュールは、こんな感じになります。
4時過ぎ起床
5時出発 スーパーへ
5時半~7時半 電車移動
8時頃 お店到着
9時頃 開店
他の店長は大抵、大阪住まいのために、数十分でお店に着く事ができるようです。
俺がダントツで遠いわけで、距離の話になるといつもドンビキされますが、こちとら田舎住まいのために、2時間ぐらいの移動は至極当然とか思っています。
田舎ものと都会ものの、この感覚の差は、一生埋められないと思います。
そして閉店時間。
16時というのは登山者の感覚としては、もう夜です。
本来であれば、下山していなければならない時間ですが、比較的ゆるい山である六甲山では、この時間でもまだ下山者が絶えることはありません。
大体、17時ぐらいまでは下山者が多く、18時ともなると、ピタッとなくなります。
ポツリポツリと、この時間を過ぎて降りてこられる方も居ますが、そういう方は、よほどのベテランか、遭難寸前であったと考えられます。
17時ごろに降りてこられた方々が、集団でお店に入ってくれる事が、わりとよくあります。
そういった方々は、飲み会とか夕食をここで済ませようと考えておられるので、凄い量の注文が入ったりします。
1日の売り上げのトップが、ここである事も、たまにあります。
もちろん、16時を過ぎてだーれも入店しないことの方が、多いです。
だから大抵、16時ぐらいから、なんとなく閉店準備を開始しつつ、余り物の処分に入ります。
余ったおでんをいただきます。
ついでに、掃除中に誤って転がしたら穴が開いたビールも、飲みます。缶ビールって、わりと簡単に破裂するのな。
この季節はおでんが美味しいです。1日中煮込んでありますので、なおさら。
ってな事をしていたら、突然お客さんが集団で来店。
急遽、我々の食事を中断し、迎えうちます。
結局、この日もこのお客さんの売り上げが、1日の最大売り上げでした。
そういったことも相まって、ついつい閉店を先延ばしにしてしまう事が多いです。
だから俺が入る場合の営業時間は、9時~17時ぐらいになることが多いです。
今年の1日店長は、この日でおしまい。
また来年、よろしくお願いします。
うららかな午後。
毎回、新しいメニューを引っさげて登場してはいるのですが。新しいメニューが生まれるまでには、様々な試行錯誤があります。
この試行錯誤を「試作」と称して、片っ端から気になったレシピを試して食べているので、俺の体重および体脂肪率は不況知らずの右肩上がり。オミヤノミクスは大成功です。
メニューに載せる一品を作り出すまで。
まず気にしているのが、提供速度。
料理やドリンクを作って、お客さんに出すまでの時間の事です。
一般的には、お客さんが不快感を感じない時間は、10分がリミットと言われています。
だから、提供する時間が短くなるように、工夫が必要です。
ベストなのは、そのまま提供できるものです。
これに該当するのは、主に買い物ですね。例えば購入したケーキなどを、お皿に乗せて出す場合。これなら待ち時間はほぼ0です。でもこれは味気ないですよね。お客さんの立場なら「これなら家で食うよ」って思えちゃいますし。
次は下ごしらえ済みのものを、温めるだけ、なんてものですね。
俺のバターチキンカレーなんかも、このジャンルに当たると思います。
もちろん、下ごしらえにかかる時間は、提供時間には無関係ですので、どんなにかかってもOKです。提供時間が短く出来るように、どこまで作っておくか、それをどんな手を加えて出すかを、一番に考えています。
よくやるのは、夜に下ごしらえをしておいて、朝に作ってみる方法です。
これで、ゼロから作ってそのまま出すのと比較して、どのくらい味に変化があるのかを見てます。冷凍したり、冷蔵したり。あれやこれや。
六甲山カフェでは、俺がひとりでやっている事から、注文が重なると10分を超えることもわりとあります。それでも、今のところありがたいことに、トラブルはありません。
あとは価格です。
一般的には、フードは原価の20%以下、ドリンクは10%以下に抑えるのがベストと言われています。六甲山カフェでは、そもそもドリンクの時点で30%ぐらいになっちゃってるので、このセオリーから思いっきり外れています。フードはメニューにもよりますが、50%を超えているものもあります。
なるべく売りたいものの原価を低くするというのが鉄則ですが、幸いにして六甲山カフェは家賃が安いので、その分を買い入れにまわすことで、なんとかなっています。
加えて、俺を含めてここのカフェの店長たちは、他に仕事を持っていますので、儲けを度外視している事が多いです。だから50%なんてアホみたいな原価が、まかり通ってしまうのです。
主に気にしているのは、この2点です。
この試行錯誤が、たまらなく楽しいです。
あれやこれやを経て、味的にも作業的にも時間的にも、満足できそうと思えたものが、メニューに追加されます。
まだまだ俺の女子力は、上がっていきそうです。(ふくよかになっているという点で)
毎回、新しいメニューを引っさげて登場してはいるのですが。新しいメニューが生まれるまでには、様々な試行錯誤があります。
この試行錯誤を「試作」と称して、片っ端から気になったレシピを試して食べているので、俺の体重および体脂肪率は不況知らずの右肩上がり。オミヤノミクスは大成功です。
メニューに載せる一品を作り出すまで。
まず気にしているのが、提供速度。
料理やドリンクを作って、お客さんに出すまでの時間の事です。
一般的には、お客さんが不快感を感じない時間は、10分がリミットと言われています。
だから、提供する時間が短くなるように、工夫が必要です。
ベストなのは、そのまま提供できるものです。
これに該当するのは、主に買い物ですね。例えば購入したケーキなどを、お皿に乗せて出す場合。これなら待ち時間はほぼ0です。でもこれは味気ないですよね。お客さんの立場なら「これなら家で食うよ」って思えちゃいますし。
次は下ごしらえ済みのものを、温めるだけ、なんてものですね。
俺のバターチキンカレーなんかも、このジャンルに当たると思います。
もちろん、下ごしらえにかかる時間は、提供時間には無関係ですので、どんなにかかってもOKです。提供時間が短く出来るように、どこまで作っておくか、それをどんな手を加えて出すかを、一番に考えています。
よくやるのは、夜に下ごしらえをしておいて、朝に作ってみる方法です。
これで、ゼロから作ってそのまま出すのと比較して、どのくらい味に変化があるのかを見てます。冷凍したり、冷蔵したり。あれやこれや。
六甲山カフェでは、俺がひとりでやっている事から、注文が重なると10分を超えることもわりとあります。それでも、今のところありがたいことに、トラブルはありません。
あとは価格です。
一般的には、フードは原価の20%以下、ドリンクは10%以下に抑えるのがベストと言われています。六甲山カフェでは、そもそもドリンクの時点で30%ぐらいになっちゃってるので、このセオリーから思いっきり外れています。フードはメニューにもよりますが、50%を超えているものもあります。
なるべく売りたいものの原価を低くするというのが鉄則ですが、幸いにして六甲山カフェは家賃が安いので、その分を買い入れにまわすことで、なんとかなっています。
加えて、俺を含めてここのカフェの店長たちは、他に仕事を持っていますので、儲けを度外視している事が多いです。だから50%なんてアホみたいな原価が、まかり通ってしまうのです。
主に気にしているのは、この2点です。
この試行錯誤が、たまらなく楽しいです。
あれやこれやを経て、味的にも作業的にも時間的にも、満足できそうと思えたものが、メニューに追加されます。
まだまだ俺の女子力は、上がっていきそうです。(ふくよかになっているという点で)