1年ぐらい前、「あなたもロッククライミングをやってみませんか初心者OK」的な、ゼログラビティさん主催のクライミングコースに参加した。
ボルダリングは好きだけど、ジム代が高くて通うまではならず、いつまでたっても上達しない。
けど外岩を登るならタダだし、ロッククライミングはいいかもしれない!と思った。
ただしロッククライミングを安全に行うために必要な、ロープワークやら器具の使い方やら、即命に関わる技術だけは、いつものように本やネットの知識からのスタートは危険と、我ながらめずらしく利口な判断を下した。
そこで、最低限の技術と知識をプロに習うべく、同じショップの「クライマー養成講習」みたいなのに参加した。
何度かの講習を受け、ついについに念願の、1人ロッククライミング大会を開催した。
1人である必要は無いんだけどね。友達少ないからね。強制的にね。
ボルダリングは好きだけど、ジム代が高くて通うまではならず、いつまでたっても上達しない。
けど外岩を登るならタダだし、ロッククライミングはいいかもしれない!と思った。
ただしロッククライミングを安全に行うために必要な、ロープワークやら器具の使い方やら、即命に関わる技術だけは、いつものように本やネットの知識からのスタートは危険と、我ながらめずらしく利口な判断を下した。
そこで、最低限の技術と知識をプロに習うべく、同じショップの「クライマー養成講習」みたいなのに参加した。
何度かの講習を受け、ついについに念願の、1人ロッククライミング大会を開催した。
1人である必要は無いんだけどね。友達少ないからね。強制的にね。
やあ。みんな元気かい?
先日飲み会で、カラオケで6時間1人で歌った話をしたら、
「1人でAKB6時間歌うとかキモ杉」
とか言われちゃったよ。
おいちゃん、AKBの曲なんて全く知らないよ。なめねこ世代なめんな!
さて、今日はそんな岩オタな俺が、フリークライミングに使う道具たちを紹介するよ!
フリークライミングってのは、体ひとつで岩壁を登っていく遊びだよ。
死なないためにロープとか色々道具は使うけど、登る事自体には道具は使わないんだ。
まずはヘルメット!
軽くて丈夫で、軽い小石程度の落石なら、難なく弾くよ!
このヘルメットは、正面から見たときの顔が可愛くて選びました。
目が離れてて可愛くない?
次は靴!
クライミング用の靴は、滑りにくいよう、僅かな突起でも足が置きやすいように出来てるんだ。
ただし、本格的な奴は足を極端に締め付けるから、痛くて履いてるだけでも辛いんだ。
左の赤い靴は、プロ仕様かと思えるほど、締め付けがキツい靴なんだ。
これのせいで、クライミングが嫌いになりそうなぐらいだったよ。
青い靴は、ほとんど普通の靴と変わらない履き心地で、とても快適。
そのかわり、足の親指だけが引っかかるような、わずかな出っ張りには指を引っ掛けられない。
快適性とクライミング靴としての性能は、相反するものなので、最初は快適なものから、徐々に履くだけで泣ける靴に新化させていくといいかと思うよ。
次はスリング!わっかの事だよ。
ちょっと往年のアイドルみたいになってるけど、ミヒが頭に巻いてるもの、左側に置かれているのがスリング。いろんな長さや太さがあるよ。
木に巻きつけて支点(カラビナをかける場所)を作ったり、簡易ハーネスにしたりと、色々とアイデア次第で便利な使い方ができるものだよ。
簡単な紐に見えるけど、そう簡単には切れない、頼れる奴だよ。
先日飲み会で、カラオケで6時間1人で歌った話をしたら、
「1人でAKB6時間歌うとかキモ杉」
とか言われちゃったよ。
おいちゃん、AKBの曲なんて全く知らないよ。なめねこ世代なめんな!
さて、今日はそんな岩オタな俺が、フリークライミングに使う道具たちを紹介するよ!
フリークライミングってのは、体ひとつで岩壁を登っていく遊びだよ。
死なないためにロープとか色々道具は使うけど、登る事自体には道具は使わないんだ。
まずはヘルメット!
軽くて丈夫で、軽い小石程度の落石なら、難なく弾くよ!
このヘルメットは、正面から見たときの顔が可愛くて選びました。
目が離れてて可愛くない?
次は靴!
クライミング用の靴は、滑りにくいよう、僅かな突起でも足が置きやすいように出来てるんだ。
ただし、本格的な奴は足を極端に締め付けるから、痛くて履いてるだけでも辛いんだ。
左の赤い靴は、プロ仕様かと思えるほど、締め付けがキツい靴なんだ。
これのせいで、クライミングが嫌いになりそうなぐらいだったよ。
青い靴は、ほとんど普通の靴と変わらない履き心地で、とても快適。
そのかわり、足の親指だけが引っかかるような、わずかな出っ張りには指を引っ掛けられない。
快適性とクライミング靴としての性能は、相反するものなので、最初は快適なものから、徐々に履くだけで泣ける靴に新化させていくといいかと思うよ。
次はスリング!わっかの事だよ。
ちょっと往年のアイドルみたいになってるけど、ミヒが頭に巻いてるもの、左側に置かれているのがスリング。いろんな長さや太さがあるよ。
木に巻きつけて支点(カラビナをかける場所)を作ったり、簡易ハーネスにしたりと、色々とアイデア次第で便利な使い方ができるものだよ。
簡単な紐に見えるけど、そう簡単には切れない、頼れる奴だよ。
独標を目指す旅。
道の端に棒が立てられている。
「これより先は雪庇(せっぴ)だから、乗ると崩れ落ちるよ♪」
という意思表示らしい。
なるべく棒から遠ざかって歩く。
独標前のピークに到着。
ここから岩場を下って、そして登ったら独標。
そしたらリーダーが、
「俺はここで待つ。お前らは独標へ行け」
と、なんか憧れの台詞だけどそれ言った後大抵死んじゃうよね、という台詞を吐く。
じゃあせっかくなので、写真をお願いしておく。
ここからなら、断崖絶壁を行く!みたいな、かなり迫力ある写真が撮れるんじゃないかなと期待を胸に、リーダーを残してグラム女と2人で旅立つ。
道の端に棒が立てられている。
「これより先は雪庇(せっぴ)だから、乗ると崩れ落ちるよ♪」
という意思表示らしい。
なるべく棒から遠ざかって歩く。
独標前のピークに到着。
ここから岩場を下って、そして登ったら独標。
そしたらリーダーが、
「俺はここで待つ。お前らは独標へ行け」
と、なんか憧れの台詞だけどそれ言った後大抵死んじゃうよね、という台詞を吐く。
じゃあせっかくなので、写真をお願いしておく。
ここからなら、断崖絶壁を行く!みたいな、かなり迫力ある写真が撮れるんじゃないかなと期待を胸に、リーダーを残してグラム女と2人で旅立つ。
登山前日。
登山開始までのスケジュールとしては
前日夜に出発して夜中にロープウェイ乗り場に到着。
ロープウェイが動く時間まで車中で仮眠。
ロープウェイで登山道まで上がって、登山開始。
となっていた。
ザックがデカいので車のスペースが少なく、なんか寝るのが大変だった。
寝たような起きたような状態で朝を迎え、ロープウェイに乗る。
このロープウェイは、一気に2155メートルまで連れてってもらえる文明の利器。
下からてくてく歩いて登る道もあるんだけど、誰一人として「自分の足で登る」と言い出さなかった。クライマーの鑑です。
ロープウェイを降りた瞬間から、もうこの景色。
雪がハンパない。
ロープウェイは登山客でない、一般客も大勢乗ってる。ってかほとんどそう。
ある程度進むと登山道になり、そこからは登山装備なしの方はお断り。
これのために買った10本爪アイゼンを装着し、雪の中を進む。
爪のおかげで急な坂でも滑らない!
ちなみにアイゼンってのはドイツ語かなんかで、英語はクランポンとかいうらしい。フランス語だったかな。
日本ではアイゼンのほうが呼び方としては一般的だけど、どう考えても、クランポンの方が響きが可愛いよね。
さすが2000メートル級。
普段登ってる低山もいいけど、やっぱ景色の雄大さが全然違うなー。
厳冬期はさすがに怖くて来られないけど、残雪期の景色はより格別ですなぁ。
ただあまりにも雄大すぎて、なんか出来のいい写真を見てるみたいで、現実味が湧かないのも確か。慣れの問題か。
登山開始までのスケジュールとしては
前日夜に出発して夜中にロープウェイ乗り場に到着。
ロープウェイが動く時間まで車中で仮眠。
ロープウェイで登山道まで上がって、登山開始。
となっていた。
ザックがデカいので車のスペースが少なく、なんか寝るのが大変だった。
寝たような起きたような状態で朝を迎え、ロープウェイに乗る。
このロープウェイは、一気に2155メートルまで連れてってもらえる文明の利器。
下からてくてく歩いて登る道もあるんだけど、誰一人として「自分の足で登る」と言い出さなかった。クライマーの鑑です。
ロープウェイを降りた瞬間から、もうこの景色。
雪がハンパない。
ロープウェイは登山客でない、一般客も大勢乗ってる。ってかほとんどそう。
ある程度進むと登山道になり、そこからは登山装備なしの方はお断り。
これのために買った10本爪アイゼンを装着し、雪の中を進む。
爪のおかげで急な坂でも滑らない!
ちなみにアイゼンってのはドイツ語かなんかで、英語はクランポンとかいうらしい。フランス語だったかな。
日本ではアイゼンのほうが呼び方としては一般的だけど、どう考えても、クランポンの方が響きが可愛いよね。
さすが2000メートル級。
普段登ってる低山もいいけど、やっぱ景色の雄大さが全然違うなー。
厳冬期はさすがに怖くて来られないけど、残雪期の景色はより格別ですなぁ。
ただあまりにも雄大すぎて、なんか出来のいい写真を見てるみたいで、現実味が湧かないのも確か。慣れの問題か。
山の単独行って、危険なんですよね。
単独行好きの方の中には、臨機応変に計画を変更しやすい、中止にしやすい、ペースを守れるなどの理由から、単独の方が安全だ!とキレ気味に主張される方もいらっしゃいます。
確かにメリットもあるんですが、複数人ならなんとかなるトラブルも、独りだととたんに生死に関わったりするんですよね。
たとえば転んで足捻挫した。連れがいれば肩を借りたり助けを呼んでもらえるけど、独りだともうそれだけで行動不能。ヘタすりゃその場で一晩過ごす羽目にもなりかねない。
本当はみんなでワイワイと楽しく登山したいけど、性格の悪さゆえに友達が極端に少なくて、でも見栄はって単独行が好きなフリをして毎回泣きながら独りで山に登る俺ですら、山は単独は避けたほうがいいと普通に思う。
低い山なら、足がダメでも究極奥義ハイハイにより、何とか下山することは出来る。
出来るけど時間がかかりすぎて、下山した頃にはあたりは真っ暗。バスは当然無い。仕方なく歩道をハイハイのまま駅を目指す道すがら、その界隈に住むおじいちゃんにばったり出くわし、双方ともに大層ビビる。テンパった俺はハイハイの体勢のまま、いやいやあのそのあのそのコンタクト落としちゃってとか意味不明な言い訳を繰り出した後、事情を説明して、優しいおじいちゃんに家まで送ってもらったりする羽目になったりするので、やはり単独行は危険だ。
そしてこれが高い山なら、究極奥義ハイハイといえども児戯に等しい。
アルプスとか行きてーなー。3000メートル級の山とか行きてーなぁ。
なんたって雄大さが違うよなぁー。
でも友達いないしなぁ。
と、日本の山の写真を眺めては、ため息をつく日々。
単独行好きの方の中には、臨機応変に計画を変更しやすい、中止にしやすい、ペースを守れるなどの理由から、単独の方が安全だ!とキレ気味に主張される方もいらっしゃいます。
確かにメリットもあるんですが、複数人ならなんとかなるトラブルも、独りだととたんに生死に関わったりするんですよね。
たとえば転んで足捻挫した。連れがいれば肩を借りたり助けを呼んでもらえるけど、独りだともうそれだけで行動不能。ヘタすりゃその場で一晩過ごす羽目にもなりかねない。
本当はみんなでワイワイと楽しく登山したいけど、性格の悪さゆえに友達が極端に少なくて、でも見栄はって単独行が好きなフリをして毎回泣きながら独りで山に登る俺ですら、山は単独は避けたほうがいいと普通に思う。
低い山なら、足がダメでも究極奥義ハイハイにより、何とか下山することは出来る。
出来るけど時間がかかりすぎて、下山した頃にはあたりは真っ暗。バスは当然無い。仕方なく歩道をハイハイのまま駅を目指す道すがら、その界隈に住むおじいちゃんにばったり出くわし、双方ともに大層ビビる。テンパった俺はハイハイの体勢のまま、いやいやあのそのあのそのコンタクト落としちゃってとか意味不明な言い訳を繰り出した後、事情を説明して、優しいおじいちゃんに家まで送ってもらったりする羽目になったりするので、やはり単独行は危険だ。
そしてこれが高い山なら、究極奥義ハイハイといえども児戯に等しい。
アルプスとか行きてーなー。3000メートル級の山とか行きてーなぁ。
なんたって雄大さが違うよなぁー。
でも友達いないしなぁ。
と、日本の山の写真を眺めては、ため息をつく日々。