あと、バヨでカノンも練習してみました。
俺、がんばったよ兄さん!
見たところオフ会には、なんか3倍の速度でシャコンヌ弾くような赤い銀なんとか言う超人も来るし、その他も似たようなベルリンフィルな輩どもも来るし、純粋(注:ピュアと読む)な素人は俺だけ。もっかい言うけどピュアは俺だけ。
きっと当日は無視されて非人間的な、言うなれば正しい扱いをされて、部屋の隅でサボテンのマネでもしとくしかないんだ。
でも、健康診断で脂肪と糖が常に欄外ぶっちぎりで要精密検査、食生活を振り返ってみると油を使わない料理はしたことねぇ、しかも2リットルの天ぷら油が2週間保たないのは普通でないことに最近指摘されて初めて気が付き、社内では「死に最も近い男」として有名な俺にだって、きっと何か出来るさ!
給湯室で女子社員が「檪さん?それはないって。宇宙一ありえない」とか言ってるのが聞こえてしまった僕だって、きっと何かの役に立てるはずだ!そうだろ姉さん!
ってか、宇宙は言い過ぎだろ。
むっちゃ頑張った。
出張先の東京で、深夜4時まで会議とか言う、どう好意的に見てもアホとしか言いようのない職務を終え、始発で帰ってきて数時間後には出社。
1秒でも早く寝たいのに、カノン弾けなきゃサボテンにされると、泣きながら練習したわ。
これまでの練習トータルに迫る勢いで、1時間も練習したよ。
結果、なんと最初の4小節は時々ごくたまに何かの間違いで弾けるときも無い事も無い、ような気がしてきたよ。
サボ決定。
年末に、九州で開かれるオフに参加することにした。
素人バイオリンガーがカラオケに集まって、なんとなくアンサンブルの予定。
その席でフエ(フルート)を吹く事に。
半年ぶりぐらいに吹いてみたら、ふえは酷い有様でした。
楽器俺、0:10で俺の腕が。
俺の独自の研究結果により、以下の全米が震撼するほどの隠されたソロモン財宝クラスの徳川埋蔵金でウハウハな事実が明らかになったりならなかったりした。
「フエを吹く前に歌うと、上手く吹けるようになる」
多分フエ吹きには当たり前の事なのかもしれんけど、俺は最近気が付いた。あと酒が入ると上手く聞こえる。
よっしゃ、こりゃオフ会前にカラオケ先入りして、昼間っから飲みつつ歌っといたろ、とか思ったら、開始時間開店からという衝撃の事実。
あかんわ、当日のフエ絶望的。
数ヶ月ぶりに1人カラオケ。
DAMで紹介されていた「ちいさな恋の歌」を歌う大山百合香の声。
あれは正に天使の歌声..
俺が高校の頃、バンドを組んでいた。
俺はギター。他に男が3人の計5人。
ボーカルはちょうどあんな感じの、透き通る声の女の子。
最初はみんな仲もよかったが、やがて当然のようにボーカルの女を巡っての仁義無き戦いとなり、
あっさりと解散。
もちろん解散の理由は「音楽性の違い」
まぁ俺は一番最初にフラれたんだけどさ。