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2024/11/23 05:12 |
ありのままじゃ、ダメなんだ
俺は目つきが悪かった。
これは先天的なものではなく、主に性格の悪さとイタさが災いしての、後天的なものだった。

簡単に言うと、目が悪かったので、ものをよく見るためにいつも睨むような目つきになってしまい、その当然の結果として、近寄りがたいひとになりました。
いつも「怖そうな人」と言われてました。
そして本人は
「寡黙で目つきの鋭い俺、ゴルゴみたいでかっこよくね?」
などという残念な病気を患っており、長い間
・会話は意思伝達手段の一つに過ぎないので、不必要な会話はしない
・基本的に自分からは話しかけない
・それでも受け入れてくれる人がいればいい
とかいう考えで生きていました。
悪外見と悪性格がよどよくミックスされ、相性抜群!
まっこと正しき中2病といわざるを得ない。成人するぐらいまでこじらせてましたが。

このような性癖を続けてきた結果。
もうね、びっくりするぐらい友達少ない。ついでに、壊滅的にモテない。
という、当たり前すぎる結果を20年近く甘受した後、これはさすがにあかんのちゃうかな、と、遅すぎる気づきを果たしました。

ありのまま、では印象悪すぎ。
どーにかして、好印象をもたれる方法ねーかなーと考えているところに、多分ネットで見た書き込みのひとつに、こんなのがありました。

「いつも口角が上がってる人って、素敵だよねー」

別に天啓を受けたってほどの衝撃ではなかったですが、なるほどそんなもんかなーと思って、それからは意識的に、口角を上げるようにしてみました。
それまでずっと無愛想、無表情で生きてきたので、表情筋がおそろしく固まっていました。
口角を上げるようにしても、口元だけ笑っているという、どう贔屓目に見ても何か悪い事企んでいる人にしか見えませんでした。
夜になると表情筋がダルくなるのが分るぐらいの、鍛えなさぶりを痛感しました。

すぐさま何か変化があったわけではないですが、何年か後に付き合った人に、
「第一印象で、優しそうな人って思った」
とか言って貰えました。かつての俺からは、考えられない印象です。
これをずーっと10年以上、続けてきました。
今では坊主頭と相まって「仏の微笑み」とか「住職」とか言われるようにまでなりました。ちょっと調子に乗って鍛えすぎたかもしれません。
先日もボイトレの先生に
「口角が上がってるのは、歌にも有利」みたいな話をサラっとされて、あぁもう無意識に口角上げられてんだなーと嬉しくなりました。

ありのまま、からの改善。
やった事といえば、気がついたときには口角上げる、ということだけ。
でもこれは、やっといてよかったなーって思う事のひとつです。

やっぱり表情って大切。
「いつもニコニコしている人」と呼ばれる人って、やっぱり口角が上がり気味の人やもんね。
口角が上がると、自然に顔全体も押し上げられて丸い表情になるし、印象いいよね。

ありのまま、ダメ。絶対。

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2014/11/02 12:29 | Comments(0) | 日常

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